四柱推命や算命学という占いを知っていますか?人が生まれながらに持っている性質や運勢を占う方法です。
十二支は、これらの占いの重要な要素になっています。本来は暦や方位を示している十二支ですが、生まれ年に対応した動物が、さまざまことを教えてくれるのです。
今回は、十二支のうち9番目の動物である申年について、くわしく解説しましょう。申年生まれの人がどんな特徴を持っているのか、またどんな運勢を持っているのか学んでください。
また、申年生まれの人と相性のいい十二支についても紹介します。友人や恋人をつくる時の参考になりますから、ぜひ覚えておいてください。ここで学んだことをきっかけに、どのような人生を送っていくべきなのか、考えるきっかけにもなります。
目次
申年(さるどし)の意味や歴史
「申」という漢字は、もともと稲妻が地面に落ちるところをかたどっているとされています。つまり、この文字には本来、動物の猿という意味はなかったのです。
しかし、十二支を親しみのあるものにするため動物を当てはめることになって、この文字には猿という意味が与えられました。そのため申年生まれには、猿が象徴する性質と稲妻が意味する性質の両方が備わっています。
させます。だからなのか申年生まれの人には、常識に縛られない自由な天才肌が多いとも。たとえば猿と呼ばれた豊臣秀吉や、宮本武蔵、坂本龍馬なども申年生まれの偉人として有名です。
過去、「申年(さるどし)」に起きたこと
稲妻という意味を持つ申年には、世間を騒がせるような出来事が起こりやすいと言われています。悪いことも起こりやすいけれど、いいことでも世間を騒がせるのが申年の特徴なのです。
十二支が持つ意味に敏感な株式市場では、「申酉騒ぐ」と言って、値動きに波乱が起こりやすい年とされています。リスクもあるがチャンスも多い…そんなふうに考えられているのです。
では、歴史的に見て、申年にはどんな出来事が起こってきたのでしょう。世間を騒がせる大事件といえば、1968年に起こった三億円事件。また、学生運動が全盛を極めた東大紛争も、この年を象徴する出来事です。
それから、1968年の日通事件や1992年の佐川献金疑惑など、不思議と政界のスキャンダルが多いのも申年の特徴かもしれません。直近の申年である2016年は、天皇陛下が退位の意向を示した年です。世界に目を向けると、アメリカでトランプ大統領政権が誕生、イギリスのEU離脱が決定するなど、世界情勢を動かす出来事も起こっています。自然災害では、2004年に新潟県中越地震とスマトラ島沖地震が起きました。さらに、歴史を紐解いていくと、672年の壬申の乱、1560年の桶狭間の戦いなど、戦争の記録も少なくありません。
世界的に見ても、アラモの戦いで有名な1836年のテキサス独立戦争、1944年のノルマンディー上陸作戦などが申年に当たります。痛ましい出来事も多いですが、時代の重要な節目として、申年には多くの出来事が起こっているとわかりました。
申年(さるどし)の性格や特徴
申年生まれの人の特徴として、おしゃべり好きで明るいタイプが多いと言われています。いわゆるムードメーカーと呼ばれるような人が多いのです。愛嬌やユーモアのセンスがあって、不思議と人を惹きつけるのが申年生まれの特徴と考えてもいいでしょう。持ち前のカリスマ性で、たくさんの人を引っ張っていくような人も少なくありません。
また、申年生まれは頭がよく、状況や情報を分析するのも得意。そういった面を生かせると、仕事でも趣味でも活躍が期待できます。才能を感じさせる人が多いというのも、申年の特徴です。
それから好奇心が旺盛でフットワークが軽い反面、少し我慢が苦手な一面も。そのせいで落ち着きがないと思われたり、軽薄だと誤解されたりする可能性があります。そういった部分に気をつけておくと、どんな状況でも人気者になって、成功の多い人生を送っていけるでしょう。個性的で面白いタイプが多い申年は、どうすれば自分らしく生きられるのか考えることも重要です。
申年(さるどし)生まれの人の恋愛傾向
もともとコミュニケーション能力の高い申年生まれの人は、恋愛に積極的な姿勢を見せます。好きな人ができたら、決して行動をためらいませんし、毎日でも一緒にいたいと考えるのです。そして、実際にそうするだけの行動力もあります。積極的に相手との距離を縮めて、いい関係を築いていけるでしょう。
一方で、やや好きな人に対する執着が強いのも特徴。寂しがり屋な一面もあることから、時には相手を束縛してしまうこともあります。そういった部分を許してくれるような相手となら、確実に幸せな交際ができるでしょう。
それから、申年生まれの人は、恋愛に刺激を求めがちです。退屈やマンネリを感じない、楽しくてにぎやかな交際を心の底から求めています。
申年(さるどし)生まれの人の仕事運
申年生まれの人は、1人でコツコツ仕事を進めていくのは苦手です。それよりも多くの人と関わりながら、チームで動くことで活躍できるタイプ。リーダーとしての才能もありますが、必ずしも自分が先頭に立つ必要はありません。大勢と力を合わせられる状態なら、必ず大きな成果をあげていけます。
もちろん周囲が求めるなら、優れたリーダーとして人々をまとめ上げることもできるでしょう。それから申年生まれの人が持つ明るさは、職場の雰囲気をよくします。
そのため、自然と一緒に働いている人からの信頼を勝ち取ることもできるのです。いつのまにか、職場になくてはならない存在になっていた…といった状況を何度も経験します。仕事における人間関係の重要性は、忘れないでください。
申年(さるどし)生まれの人の金運
申年生まれの金運は、よくも悪くもダイナミックです。入ってくるお金も出ていくお金も多くなりやすく、その状況に応じて金運も激しく変化します。どんどんお金が入ってくる好調な時期もあれば、無意識に散財してしまうよくない時期もあるでしょう。ただ、申年生まれの人は、他の人と比べてお金への執着が強くありません。
金運がいい時も悪い時も、それなりに楽しくやっていけるところは、美点と考えてもいいでしょう。それにお金にこだわりすぎない態度は、周りの好感度を高めることも多いです。金銭トラブルから人間関係が悪くなるといった出来事は、滅多にありません。おかげで余計なストレスを溜めずに済むという面もあるでしょう。
とはいえ、収支を管理する意識は持っておいたほうがいいのも確かです。お金の細かな計算などには苦手意識を持ちやすい申年の人は、意識的に出ていくお金と入ってくるお金を管理したほうがいいでしょう。厳しくやりくりする必要はありませんから、少しずつでも貯蓄が溜まっていく状態を目指してみてください。やや衝動買いが多い傾向もあるので、それだけでもあらためると金運は安定します。
それから申年生まれの人は、幸運に恵まれやすいといった一面も。それがお金の面で発揮されると、急な臨時収入を得るといった出来事が多くなります。必要な時に必要なぶんのお金が入ってくるといった幸運にも恵まれるため、経済的な部分で余計な苦労をする心配はほとんどありません。
申年(さるどし)と相性のいい干支は?
申年と相性のいい干支は、「子年」と「辰年」、そして「巳年」です。
◆子年
子年と申年の人は、どちらも好奇心が旺盛で活発です。フットワークの軽さで相手を置いてきぼりにするような心配もありませんし、一緒にいて楽しくなれる可能性が高め。また、新しいことを始める時に一緒だと、有意義な体験になりやすいです。退屈知らずの充実した日常を送るのに、最高の相性にあると考えていいでしょう。同じゴールを目指して行動できる、最高のパートナーになれる可能性を秘めているのです。
◆辰年
辰年は力強く人を引っ張っていけるリーダータイプ。申年生まれの人にもリーダーとしての才能がありますから、共感できる部分は多いでしょう。しかも申年の人は、リーダーになれなくても十分に活躍できます。おかげで辰年の人と衝突してしまう心配がありません。いざという時には力も合わせやすいですし、どのような関係を築くにしても、好相性と考えていいでしょう。異なる価値観や考え方を持っていても、辰年と申年の相性のよさは変わりません。
◆巳年
申年も巳年も、頭のよさが特徴です。しかも頭の回転の速さや、優れたアイデア力も共通しています。おかげで2人の話し合いは、有意義なものになる場合がほとんど。それぞれの考えを合わせて、より成功の大きな道を進んでいく…そんな関係性を築ける相性にあります。お互いを理解する姿勢も強くなりやすいので、どんな状況でも心強いパートナーになれるでしょう。
まとめ
申年生まれの人は、特別な才能に恵まれていたり個性的な人生を送りやすかったりと、充実した日々を送る可能性がとても高いです。人間関係も仕事も有意義なものになりやすいですし、金運にも恵まれます。
しかも、基本的には前向きな気持ちで日々を送っていけるところも、申年生まれの特徴と考えていいでしょう。もし申年生まれにもかかわらず、「思いどおりの人生を送れていない」と感じるなら、本来の実力を発揮できていない可能性が高め。
ここでお知らせしてきた申年の特徴を参考に、できるだけ自分らしく生きられるよう心掛けてみてください。何をすればいいか迷った場合は、まず恋や友人との交流を優先するのがおすすめです。
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