卯年(うさぎどし)生まれの性格とは?干支別に特徴や年齢、相性を解説

卯年(うさぎどし)生まれの性格とは?干支別に特徴や年齢、相性を解説

十二支は古くから性格診断や占いに用いられてきました。どの十二支の年に生まれたかで、その人の性格や運勢などを読み解くことができるのです。

占い好きな人にはおなじみの、四柱推命や算命学などに使われているのも十二支。長く親しまれているうちに研究も進み、的中率がとても高くなっています。生まれた年の十二支を読み解くことで、その人がどんな性格なのか、これからどんな運命をたどっていくのか知ることができるのです。

そこで今回は、十二支の4番目である卯年について、くわしく解説していきましょう。卯年にはどんな意味があるのか、過去にどんな出来事が起こっているのか紹介します。

卯年生まれの人の性格や運勢はどうなのか、そして相性のいい十二支についても見ていきますから、ぜひ参考にしてください。

卯年(うさぎどし)の意味や歴史


卯年の象徴となっている動物はウサギ。古来、ウサギは多産を暗示する動物とされていて、安産や子孫繁栄、家内安全などをもたらすと言われてきました。

また、はねるような動きから飛躍や向上を象徴すると言われることもあります。そんな縁起のいい動物だからこそ、十二支に選ばれたのでしょう。ですから卯年は、物事が一気に発展する年になるとされています。

そのため、株式市場などでは、重視される年です。一般的にも、それまでの努力が実る年だと言われていて、注目されることが多い十二支となっています。

「卯」は「ぼう」とも読むのですが、本来は草木が地面を覆って茂る様子を表す漢字です。そのため、新しいことを始める年としても、ふさわしいとされることがあります。

過去、「卯年(うさぎどし)」に起きたこと


この年にはカナダがイギリスから独立したり、アラスカがアメリカの国土になったりと、世界的にも大きな変化が起こりました。

新しいことといえば、重要な発明。たとえばエジソンが白熱電球を発明したのは1879年で、世界的に電気エネルギーへと移行していくことになります。日本でも卯年の1903年に初の市電が大阪で、初の営業バスが京都で誕生しました。

また、ライト兄弟が、世界で初めての有人飛行に成功したのも、この1903年です。国鉄がJRに変わったのも卯年の1987年ですから、運輸や移動に関わる出来事も起こりやすいと考えられます。しかし、変化というものはいい方向にも悪い方向にも起こるものです。卯年に起こった代表的な悪いことといえば、1927年の金融恐慌。

ただし、丑年には必ず悪いことが起こるというわけではありません。たとえば1949年には、中間子理論によって科学に大きく貢献した湯川秀樹博士が、日本人で初めてノーベル賞を受賞しました。また不景気に苦しんだ1973年には、日本で初めてコンビニエンスストアが開店し、新たな物流と市場を生み出しています。

さらに、1939年には第2次世界大戦が勃発し、1963年にはアメリカでケネディ大統領が暗殺されてしまいました。直近の2011年は、東日本大震災が起こっています。どの出来事も、それまでに続いてきた世の中を大きく変え、新たな時代をスタートさせるきっかけにもなったものです。卯年の特徴が、良くも悪くも変化やスタート、再出発であることがわかります。

卯年(うさぎどし)の性格や特徴


卯年生まれの人は、争い事を嫌う穏やかな性格のことが多いです。ただ引っ込み思案なわけではなく自分の周りになごやかな雰囲気を生み出す、「癒やしの人」といった印象があります。物静かですが、同時に愛嬌やユーモアもあって、身近な人たちから好かれやすいタイプです。人間関係のトラブルが起こった時、渋々ではあるのですが調停役に回ることもあって、意外とリーダーシップがあります。

一方で、とても繊細な心の持ち主でもあるのが卯年生まれの人の特徴です。「人に嫌われたくない」という思いから、周りに流されてしまうようなこともあるでしょう。また何かを頼まれた時、断れずに無理をしてしまうことも多いです。

さらに、卯年生まれの人の特徴として、少し飽きっぽい一面があります。おとなしく見えて意外とフットワークが軽く、どんどん新しいことに挑戦するタイプです。ただし、そういったチャレンジが長続きすることは多くありません。「二兎を追う者は一兎をも得ず」といった状態にならないよう注意が必要です。

卯年(うさぎどし)生まれの人の恋愛傾向


卯年に生まれた人は、恋に進むまでに時間がかかりがち。というのも、相手にどう思われているのか気にしてしまうタイプなので、自分からアプローチをしにくいのです。嫌われてしまったらどうしよう…そんな不安も抱いています。恋がうまくいかずに、傷ついてしまうことが怖いのでしょう。

ところが、恋人ができてからは、一転して情熱的になるのが卯年の特徴です。どんどん相手のことが好きになって、他の異性は目に入らなくなります。恋人に対しては献身的で、「一途な人」といった印象もあるでしょう。

ただ、お付き合いする相手を間違ってしまうと、思わぬ苦労をする可能性も。恋人に合わせようと頑張りすぎてしまうため、どんどん心がすり減ってしまうのです。

卯年(うさぎどし)生まれの人の仕事運


卯年生まれの人は、仕事運に恵まれやすい傾向があります。周りにはしっかりと気配りできますし、細かいことにもよく気づくからです。洞察力や判断力もあるため、あまりミスをしないのも好感触。一緒に働いている人からもお客さんからも、好かれやすいタイプと言っていいでしょう。おかげで会社に雇われても、自分の会社を持っても、成功する可能性は高いです。

また、卯年生まれの人には、クリエイティブな才能が備わっていることが多いことにも注目しましょう。芸術に関わる職業や、アーティストと呼ばれるような職業でも活躍しやすいタイプなのです。素晴らしい美的センスや手先の器用さを生かせると、社会的に大きな成功をつかむ可能性もあります。

卯年(うさぎどし)生まれの人の金運


卯年は飛躍の象徴にもなっていますから、金運にも恵まれやすいのではと期待してしまいます。ただ、お金に対しても慎重な一面が出やすいため、金運は「可もなく不可もなく」といった状態に落ち着いてしまうことが多いです。もともと大儲けを狙ったり、贅沢な生活を望んだりする面がないため、蓄財も常識的な範囲に収まりやすいのでしょう。いちかばちかの賭けをしないところも、平穏な金運にとどまる理由です。

もちろん、これは決して悪いことではありません。見方を変えれば、堅実に財を成していけるということでもありますから、焦らず将来を見据えていれば大丈夫。注意が必要な点があるとすれば、人と争うのを嫌うため、成果を競い合うような場面で金運を手放してしまう可能性があることでしょう。時にはライバルと対決する強さを持ったほうが、金運を引き寄せられると覚えておいてください。

このように、どちらかというとコツコツとお金を貯めていく卯年の人。唯一、例外があるとすれば、クリエイティブな才能を生かす仕事についた場合です。

芸術分野や物作りの現場では、自分で思っている以上の活躍ができます。その結果として、大きな財産を築く可能性があることを、心の片隅にとめておきましょう。

そういった仕事の場合は、人脈づくりも重要です。クリエイティブな分野で活躍を目指す場合は、人とのつながりが金運を大きく左右します。ですから、どんどん仲間を増やしていきましょう。

寅年(とらどし)と相性のいい干支は?


卯年と相性のいい干支は、「未年」と「戌年」、そして「亥年」です。

◆未年

卯年の人と、もっとも好相性にあるのは未年です。未年生まれの人は卯年の人と同様に、平和を愛する穏やかなタイプ。一緒にいてストレスがなく、いざという時に協力するのも難しくありません。お互いの気持ちを察することもできるので、居心地のいい関係を築けるのです。考え方や価値観に共通する部分が多く、たいていの状況で息ピッタリの行動を見せられます。恋人としても友人としても、支え合っていけるでしょう。

◆戌年

戌年の人は誠実で、しかも人の世話を焼くのが大好き。誰かに引っ張ってもらいたいという気持ちを秘めている卯年の人とは、相性ピッタリです。そんな戌年の人は、誰かが困っているのを決して見過ごしません。おかげで卯年の人は信頼感を抱けますし、一緒にいたいという気持ちも強くなりやすいのです。友人としてもいい関係を築けますが、恋人としての相性のほうが良好。卯年と戌年なら、必ず幸せな交際ができるでしょう。

◆亥年

亥年の人は、目標に向かって突き進んでいく力強いタイプが多いです。そのため物静かな卯年の人を、力強く引っ張ることができます。卯年の人も、自分をリードしてくれる相手を好きになりやすいですから、この組み合わせは関係を深めやすいものだと言っていいでしょう。また、卯年の人なら、亥年の相手にペースを合わせることもできます。亥年の人が活発すぎて、振り回されてしまうといった状態にはなりません。

まとめ


周りにいる人から好かれやすく、平和な人生を進んでいきやすい卯年生まれの人。少し繊細すぎる一面があって、遠慮しすぎたり行動力が不足したりすることもありますが、人生は順調なものになりやすいです。特に周囲との関係を重視しておくと、いつも助けてくれる人が現れて、スムーズに前進できるようになります。人の優しさや親切心を大事にすることが、幸せになるための鍵なのです。

また、卯年の人には、クリエイティブな才能という「隠し玉」があります。そんな長所を生かせないか、考えてみるのもいいでしょう。卯年の人は、たとえばアーティストや職人として活躍するために、専門技術を学んでみるのもおすすめです。そんな生き方はできない…などと自分の限界を決めつけないことが、飛躍するための秘訣だと心に刻んでおきましょう。

さて、ここまで生まれの十二支についてくわしく見てきました。その結果、さらにくわしく知りたいと思ったことがあるかもしれません。木下レオン先生が監修する占いなら、その疑問に答えることもできます。以下から無料鑑定できますから、さっそく知りたいことを占ってみてください。幸せな人生を送っていくためのヒントも、たくさん得られます。