四柱推命の十二運「冠帯」とは?性格・適職・恋愛・人間関係を解説

  • 投稿の最終変更日:2025年4月17日
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四柱推命の十二運「冠帯」とは?性格・適職・恋愛・人間関係を解説

十二運の「冠帯」の特徴/性格は?


冠帯(かんたい)とは、四柱推命における十二運星の1つであり、成人のようなエネルギーを持つ星です。 冠帯を持つ人は、明るく前向きで、じっとしていられない性格をしています。 向上心にあふれ、自分の実力や可能性を信じて活発に行動するタイプ。 逆境にも屈しないだけのたくましさがあり、苦しい状況に見舞われたとしても力強く乗り越えます。 行動力にあふれているからこそ、後先を考えずに突き進み失敗することがあるでしょう。 ただ、プラス思考ですから失敗してもあまり反省しません。 喜怒哀楽がハッキリしており、合わない人とはソリが合わない一方、合う人とはとことん親しい関係を築きます。 仲間のためならば正義感を発揮し、自らが盾になってでも守ろうとするようです。

十二運の「冠帯」の仕事運・適職は?


冠帯を持つ人は、エネルギーにあふれており果敢に挑戦します。 情報を収集する力に特化し、流行をいち早く先取りできる人でもありますので、向いているのは多くの刺激や変化に富んだ仕事です。 高い美意識と洗練されたセンスも持ち味ですから、感性を問われるスタイリストデザイナーアパレル関連の仕事などがおススメ。 また、1人でじっくり進めていくよりも、表舞台に立つことによってエネルギーがみなぎります。 そのような点を踏まえると、適性があるのは、メディアやマスコミ関連のほか、コンサルタント業などです。 リーダーとしての素質もありますので、他者の下に就いて指示を受けながら働くことは合いません。 自分の采配で決められる環境において、活躍が期待できます。

十二運の「冠帯」の恋愛傾向は?


冠帯を持つ人は、恋愛に関しても積極的で自分からアプローチを仕掛けます。 負けん気の強さを持っていますので、振り向いてもらえない場合は逆に燃えるでしょう。 ただし、プライドが高いため、相手にその気がないとわかれば、すぐさま身を引きます。 明るさや素直なところに魅力を感じてくれる異性がたくさんいますので、モテるタイプ。 しかし、理想が高いため、望む条件を満たす相手にすんなり出会えるとは限りません。 実は傷つきやすい面があります。 恋人があまり連絡をくれないなど、冷たい態度を見せるようになった場合、ショックを受けて落ち込むようです。

柱別にみる「冠帯」を持つ人の特徴


◆年柱に冠帯がある場合

年柱にある十二運は、親や目上の人との関係においての性質を表します。 年柱に冠帯がある人は、年齢に関係なく若々しさがあり、いつまでも学び続け成長を遂げていきます。 年上の人から可愛がられやすいのは、素直で前向きに行動するからです。 親だけに限らず上司や先輩からも、人生に関する知恵やヒントを授けてもらえます。

◆月柱に冠帯がある場合

月柱にある十二運は、仕事面においての性質を表します。 月柱に冠帯がある人は、あふれんばかりの好奇心と向上心の持ち主で、いろいろチャレンジするのが好きです。 新しい分野で成功をおさめたり、先駆者として名を馳せたりする人もいます。 秘めているのは、カリスマ性を誇るリーダーになる可能性です。

◆日柱に冠帯がある場合

日柱にある十二運は、プライベートや恋愛においての性質を表します。 日柱に冠帯がある人は、年齢を重ねていくにつれて魅力が増すようです。 プライドが高く、負けず嫌いな性格をしている人が多め。 そのため、周囲との間に軋れきを生む場合もありますが、人生の経験を通じて人間的に丸みを帯びていきます。

十二運の「冠帯」と通変星の組み合わせを見る


◆「冠帯」と比肩(ひけん)の組み合わせ

「冠帯」と「比肩」の組み合わせを持つ人は、何があっても音を上げずに最後まで物事を達成します。 比肩を持つ人は、目的意識が明確ですし、自発的に取り組む性質です。 そこに冠帯が合わさることにより、周りにも前進する力や勢いを与え、他者の力を借りながら成功をおさめます。

◆「冠帯」と劫財(ごうざい)の組み合わせ

「冠帯」と「劫財」の組み合わせを持つ人は、組織や社会を動かすほどの大きな力が備わっています。 劫財は、物事を進めることにスピード感があるのみならず、仲間をつくるのも得意です。 そこに有能なリーダーシップを持つ冠帯の性質が合わさると、先導役として大きな結果を残すことができます。

◆「冠帯」と食神(しょくしん)の組み合わせ

「冠帯」と「食神」の組み合わせを持つ人は、周囲の人を笑顔にし大きな夢も与えます。 子どものような無邪気さを持ち楽しいことも好きな食神。 未来への希望にあふれている冠帯が加わった場合、周りの人を自然に笑わせたり、わくわくする刺激を与えたりするようになります。

◆「冠帯」と傷官(しょうかん)の組み合わせ

「冠帯」と「傷官」の組み合わせを持つ人は、他者とは異なる才能を発揮し、ハイセンスな作品を送り出します。 傷官は、鋭い感性やクリエイティブな創造性にあふれています。 その性質に推進力あふれる冠帯が合わさることで、ほかの人にはない独自の作品や表現を生み出せるでしょう。

◆「冠帯」と偏財(へんざい)の組み合わせ

「冠帯」と「偏財」の組み合わせを持つ人は、他者の心を満足させられることができます。 偏財は、相手が求めているものを言葉にして伝えられなくても、即座に理解できる能力が高め。 サービス精神あふれる冠帯とは相性が良いため、相手を喜ばせるだけのサービスを提供できます。

◆「冠帯」と正財(せいざい)の組み合わせ

「冠帯」と「正財」の組み合わせを持つ人は、人脈を生かして成功をおさめます。 正財は、誠実さを武器に人脈や財を築ける能力の持ち主。 そこに社交性に長けている冠帯が合わさると、ぐんと広がるのが横の繋がりです。 そして、冠帯の野心家の性質が好機を逃さず、大きな成果を上げます。

◆「冠帯」と偏官(へんかん)の組み合わせ

「冠帯」と「偏官」の組み合わせを持つ人は、変革によって新しい風穴を開けられます。 情熱的で周囲の人をもどんどん巻き込む力を有しているのが偏官です。 その性質に好奇心あふれる冠帯の性質が加わることで、新しいものに挑戦する力が生まれ、新しい道を切り拓いていくように。

◆「冠帯」と正官(せいかん)の組み合わせ

「冠帯」と「正官」の組み合わせを持つ人は、高度な実務能力を持っています。 正官は責任感が強く、物事を成し遂げるために周りの意見にもきちんと耳を貸すでしょう。 そのため、勢いのある前進力を持つ冠帯が合わさると実行力はさらに強まり、高い地位を目指すことが可能になります。

◆「冠帯」と偏印(へんいん)の組み合わせ

「冠帯」と「偏印」の組み合わせを持つ人は、ユニークな発想に富んでいます。 知的な感性やセンスに恵まれている偏印の性質に、人を魅了する人気者気質の冠帯が合わさると、人の目をぐいぐい惹きつけるほどの魅力が生まれるでしょう。 そして、自由を大事にしているのも特徴です。

◆「冠帯」と印綬(いんじゅ)の組み合わせ

「冠帯」と「印綬」の組み合わせを持つ人は、学びから新たなる案を生み出せます。 探求心が旺盛でたくさんの知識を自分の中に蓄える印綬。 そこに変革の要素を持つ冠帯が加わると、すでにものにしている知識を今までとは異なる観点で解釈するなどし、新しいアイデアを作り出します。