四柱推命の十二運「帝旺」とは?性格・適職・恋愛・人間関係を解説

  • 投稿の最終変更日:2025年4月23日
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四柱推命の十二運「帝旺」とは?性格・適職・恋愛・人間関係を解説

十二運の「帝旺」の特徴/性格は?


帝旺(ていおう)とは、四柱推命における十二運星の1つであり、運と実力を最大限に発揮して行動できる、壮年期のようなエネルギーを持つ星です。 帝旺を持つ人は、自信に満ちており堅実な性格をしています。 決断力や行動力があり、人々をぐいぐい統率しますので、誇っているのがカリスマ的な存在感。 リーダーとして活躍する場面が多く、強い意志の持ち主ゆえに何があっても揺るがないため、社会的に高い地位を築けるでしょう。 一方で、プライドがあったり、己を貫きたい気持ちが強かったりしますので、人の下に付くのは苦手です。 しかし、他者に対する思いやりがないわけではありません。 そのようなやさしいところをわかってもらえたとすれば、さらなる人望を集められます。

十二運の「帝旺」の仕事運・適職は?


帝旺を持つ人は、リーダーとしての素質がありますので、自分の采配で進められる職業に就いてこそ本領を発揮できます。 自らが物事を動かしたい願望が強いため、上司の指示に従わなければいけなかったり、マニュアル通りに進めなければいけなかったりする状況には抵抗があるようです。 相性が良いのは、毎日同じ仕事をこなすよりも、レベルが高いことにどんどん挑戦できる環境。 自らが企画したり考えたりする仕事に、やりがいやおもしろさを見い出せるでしょう。 そのため、自営業フリーランス料理人ディレクターなどが適職です。 堅実ゆえに周囲に安心感を与えるのみならず、人の上に立って活躍できますので、どこにいても出世する可能性を秘めています。

十二運の「帝旺」の恋愛傾向は?


帝旺を持つ人は、情熱的です。 好きな人ができた時は、当たって砕けるのもおそれず積極的にアプローチを仕かけます。 その行動力や生まれながらにして華のある存在感に惹かれる異性は少なくないため、モテるタイプ。 自分から行動しなくても相手から言い寄られるケースがあるなど、恋愛のチャンスに恵まれており、恋の場数を踏むことは自然に多くなっています。 意志が強いがゆえについわがままになって、恋人を振り回したり、意見を素直に聞き入れられなくなったりする時も。 相手を思いやる気持ちを忘れずにいれば、良好な関係を維持できます

柱別にみる「帝旺」を持つ人の特徴


◆年柱に帝旺がある場合

年柱にある十二運は、親や目上の人との関係においての性質を表します。 年柱に帝旺がある人は、親をはじめ家族の愛情をたっぷり受けている人が多いようです。 裕福な家柄を持つなど、恵まれた家庭で育つ場合が少なくないでしょう。 健やかなる自信に満ち、温和でもありますので、頼りにされることは珍しくありません。

◆月柱に帝旺がある場合

月柱にある十二運は、仕事面においての性質を表します。 月柱に帝旺がある人は、野心家で頑固であるがゆえに信念を貫くタイプ。 若いうちから、名声を得て成功しやすいと言われています。 周囲との対立を招く場合もありますが、そうした問題を乗り越えることによって、さらに大きな成長が望めるでしょう。

◆日柱に帝旺がある場合

日柱にある十二運は、プライベートや恋愛においての性質を表します。 日柱に帝旺を持つ人は、協力者や支援者が多いなど、強運の持ち主です。 カリスマ性があり、人の存在や栄光を引き寄せる力も強いため、華やかな人生を歩むようです。 成功をつかむために、パートナーの存在を疎かにする傾向があります。

十二運の「帝旺」と通変星の組み合わせを見る


◆「帝旺」と比肩(ひけん)の組み合わせ

「帝旺」と「比肩」の組み合わせを持つ人は、決断力や行動力あふるるリーダーシップに長けています。 帝旺にも比肩にも言えるのは、努力を惜しまず目標に向かってどんどん進むこと。 帝旺は独立心が旺盛ですし、自分を追い込んでまでもやり抜く比肩のストイックさに、さらなる勢いをもたらします。

◆「帝旺」と劫財(ごうざい)の組み合わせ

「帝旺」と「劫財」の組み合わせを持つ人は、他者に嫌われない形で、上手に自分の主張ができます。 劫財は人が良く、誰に対しても友好的に接するタイプです。 そこに並々ならぬ自信を持つ帝旺が合わさると、周囲に配慮しながら自分の意見をしっかり言える強さが色濃く出てきます。

◆「帝旺」と食神(しょくしん)の組み合わせ

「帝旺」と「食神」の組み合わせを持つ人は、親近感があり社交性に特化しています。 明るく人から好かれる食神に、周囲の大切な人に深い愛情を注ぐ帝旺の要素が加わると、さらに親しみやすくなり、コミュニケーション能力が高まるように。 側にはいつも誰かしらの存在があり、愛されながら生きます。

◆「帝旺」と傷官(しょうかん)の組み合わせ

「帝旺」と「傷官」の組み合わせを持つ人は、他者の気持ちを敏感に捉え、尚かつ非常にきっちりしています。 食神も帝旺も、人間関係において不器用なところが。 ただ、この2つが合わさることによって、あらゆる面において、几帳面なだけではなく、きちんと的を得た対応力が高まります。

◆「帝旺」と偏財(へんざい)の組み合わせ

「帝旺」と「偏財」の組み合わせを持つ人は、高い社交性を活かして豊かな人脈をものにします。 帝旺も偏財もコミュニケーション能力に優れており、相手の心をするりとつかみます。 自信あふれる帝旺は態度が大きくなる場合がありますが、その点を上手に補うのが人当たりの良い偏財です。

◆「帝旺」と正財(せいざい)の組み合わせ

「帝旺」と「正財」の組み合わせを持つ人は、能率的に自力で何でもできます。 正財も帝旺も真面目で手堅い性質をしているため、この2つが合わさると、そのような面がさらに強まり、無駄のない形で物事をこなすでしょう。 温かい人柄でもあるゆえに、周りからは厚い信頼を寄せられます。

◆「帝旺」と偏官(へんかん)の組み合わせ

「帝旺」と「偏官」の組み合わせを持つ人は、物事を正しく判断してチームに成功をもたらします。 偏官にも帝旺にも見られるのは、まとめ役としての才能。 周りからの声援によってやる気がみなぎり力強く前進できる偏官と、優れた行動力と判断力を持つ帝旺が合わさると、非常に優秀な統率力が生まれます。

◆「帝旺」と正官(せいかん)の組み合わせ

「帝旺」と「正官」の組み合わせを持つ人は、落ち着きがあり厳粛な雰囲気があります。 正官も帝旺も真面目で非常にきちんとしていますが、2つが加わるとこの性質がさらに強まり、威厳や貫禄がにじみ出てくるように。 そのような雰囲気が周囲を惹きつけ、頼られる場面が増えていきます。

◆「帝旺」と偏印(へんいん)の組み合わせ

「帝旺」と「偏印」の組み合わせを持つ人は、おもしろいアイデアを形にすることが可能です。 自由を好み独自性の高い偏印。 そこに目標をきちんと成し遂げる力のある帝旺が加わると、個性的な発想や案を現実にできる力が強まります。 その能力を活かして人気商品を開発したり、新規事業を立ち上げたりする人も。

◆「帝旺」と印綬(いんじゅ)の組み合わせ

「帝旺」と「印綬」の組み合わせを持つ人は、非常に頭が良く厳かな雰囲気をまとっています。 印綬は冷静沈着な頭脳派である一方、帝旺は長い時間をかけて一つ一つしっかり積み上げるのが得意。 この2つの相性は良いゆえ、いつまでも探求心を持ち、習得した知識はありとあらゆる場面で活かせるものになります。