十二運「養」とは?性格・適職・恋愛・人間関係を解説

  • 投稿の最終変更日:2025年5月7日
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十二運「養」とは?性格・適職・恋愛・人間関係を解説

十二運の「養」の特徴/性格は?


養(よう)とは、四柱推命における十二運星の1つであり、養われる存在、いわゆる赤ちゃんのようなエネルギーを持つ星です。 養を持つ人は、無邪気で何歳になってもマイペースな性格は変わりません。 親の温かい愛情を受けて育つ赤ちゃんは、安心できる環境の中で成長する存在。 人に合わせようとする意識はなく、自分の考えを優先しますし、行動する際にも自らのタイミングを重視しています。 また、自由度が高いように見えたとしても、実は受け身で冒険を好まないのは、守られて生きる性質を持っているからです。 甘えん坊で寂しがり屋ですから、1人では行動しません。 周りに媚びを売ったりゴマをすったりしなくても、おだやかでほんわかしているため、自然に愛されます。

十二運の「養」の仕事運・適職は?


養を持つ人は、周りの人々に守られて育ったため、プレッシャーには耐えられません。 度胸が必要だったり、大きな決断を迫られたりする環境下では、本来の実力を出しにくくなります。 安心して働けるのは、安定感があり頼れる人がいる環境です。 大切に育てられてきたからこそ、自らも他者へ愛情を与えるのが得意。 人当たりも良いため、子どもや動物に好かれやすい傾向があります。 人や動物の育成能力にも長けているようです。 保育士のほか、塾や学校の先生トリマーなどペットと関係のある仕事に適性があります。 また、何にも縛られず自由に生きていることから、鋭い五感の持ち主です。 センスがものを言う、アーティストやデザイナー、料理研究家などでも実力を発揮できます。

十二運の「養」の恋愛傾向は?


甘え上手で、肌の触れ合いにはあまり抵抗がありません。 恋人が自分以外の異性と関わるのを良しとしていないのは、嫉妬深い面があるため。 守られたい願望やかまってもらいたい気持ちが強めですから、好きな人の目は常に自分だけに向けられていることを望んでいます。 愛されているかどうか疑問を感じると、感情をうまく抑制できなくなるところが。 放っておかれると場合、寂しくてたまりません。 連絡はマメに取り合うなど、何かしらの繋がりに安心感を覚えます。 純粋なあまりだまされやすい傾向がありますので、本当に安心して付き合える異性かどうか、しっかり見極めることが大切です。

柱別にみる「養」を持つ人の特徴


◆年柱に養がある場合

年柱にある十二運は、親や目上の人との関係においての性質を表します。 年柱に養がある人は、幼少期からたくさんの愛情を受けて育っています。 愛嬌たっぷりで甘え上手ですので、いくつになってもかわいがられるでしょう。 年上の人からは、目をかけてもらえる場合が少なくありません。 親や上司など、助けになってくれる人の存在に恵まれることで成功しやすい人です。

◆月柱に養がある場合

月柱にある十二運は、仕事面においての性質を表します。 新しい仕事や環境に慣れるまでは時間がかかりますが、なじんでくると本領を発揮できます。 頼れる仲間が多いほどに、仕事がしやすくなるでしょう。 環境が変わることには抵抗があるため、転職は不向きです。 できれば定年まで安心して働ける仕事に就いたり、安定した環境に身を置いたりできることが安寧に繋がります。

◆日柱に養がある場合

日柱にある十二運は、プライベートや恋愛においての性質を表します。 温厚な性質や可愛らしさが魅力で、大勢の人から愛されるでしょう。 守ってあげたくなる雰囲気があり、異性から人気があります。 全員と仲良くしようとしますが、相手によっては、誰にでも良い顔をしているように取られることも。

十二運の「養」と通変星の組み合わせを見る


◆「養」と比肩(ひけん)の組み合わせ

「養」と「比肩」の組み合わせを持つ人は、周囲からの援助があり、その力を大きな糧にしてやりたいことができます。 比肩には開拓精神と根性があふれていますが、独りよがりな面も。 ただ、養の愛される性質が合わさると、人から力を貸してもらえますし、さらなる活躍が期待できます。

◆「養」と劫財(ごうざい)の組み合わせ

「養」と「劫財」の組み合わせを持つ人は、場をなごませる力があり、人間関係を大事にします。 人が良くコミュニケーション能力が高い劫財に、雰囲気を良くする養が合わさると、良好な人付き合いができる力がぐんと増し、周囲の人から愛されます。 ただし、都合良く使われやすい点には気をつけて。

◆「養」と食神(しょくしん)の組み合わせ

「養」と「食神」の組み合わせを持つ人は、得意ではないものに打ち勝ち、大きな力を持つことができます。 食神は、いろいろなものに対する関心が高いゆえに、継続力に乏しいところが。 しかし、円満性を持つが加わると、苦手なことであっても周りのために努力できるようになります。

◆「養」と傷官(しょうかん)の組み合わせ

「養」と「傷官」の組み合わせを持つ人は、反骨精神が強めではありますが、憎まれるどころか愛されます。 傷官は神経が過敏であるがゆえに、他者に対して厳しい面がないわけではありません。 しかし、そこに人気者の養が合わさることによって、多くの人から好かれやすくなります。

◆「養」と偏財(へんざい)の組み合わせ

「養」と「偏財」の組み合わせを持つ人は、どこにいたとしても自分の能力をいかんなく発揮します。 臨機応変かつ思い切りの良い偏財は、安定した場でなければ力を出せない養を補うため、新しい場所に身を置いた場合でも、能力をのびのび活かせるように。 信用を置ける仲間ができれば、人脈も財もしっかり築けるでしょう。

◆「養」と正財(せいざい)の組み合わせ

「養」と「正財」の組み合わせを持つ人は、人との繋がりや金銭に困りません。 正財は、人脈や資産を地道に築く才能を有しています。 愛されキャラの養が加わると、周囲の人々の手を借りる形で、豊かな人脈と財に恵まれるでしょう。 また、社交性と地道に頑張る力を持つ組み合わせゆえに、厚い信頼を寄せられます。

◆「養」と偏官(へんかん)の組み合わせ

「養」と「偏官」の組み合わせを持つ人は、リーダーシップにあふれており、チームを束ねる役割を担います。 行動力があり、闘志に燃える偏官。 そこに人から好かれる養が合わさると、他者を惹きつける形での牽引力が生まれます。 面倒見の良さがありながらも、何にも縛られない姿に向けられるのが、羨望の眼差しです。

◆「養」と正官(せいかん)の組み合わせ

「養」と「正官」の組み合わせを持つ人は、臨機応変で温厚です。 正官は、いつも正しい行動ができ上下関係もきっちりしています。 マイペースでゴマをすったりしない養が合わさると、人間関係における柔軟性が生まれるように。 相手や状況に応じた振る舞いができるため、人脈を広げられます。

◆「養」と偏印(へんいん)の組み合わせ

「養」と「偏印」の組み合わせを持つ人は、自由であるがゆえに他者がびっくりするようなひらめきの持ち主です。 偏印にも養にも言えるのは、束縛が嫌いなこと。 この2つが合わさると、偏印のひらめきと養の鋭い目線が上手く作用し、新しい価値観や発想を生み出せるようになります。

◆「養」と印綬(いんじゅ)の組み合わせ

「養」と「印綬」の組み合わせを持つ人は、探求心と高い分析力を持っています。 理論派で、過去のデータなどから多くの学びを得る印綬。 分析や調査が得意な養と共通しているのは追求心ですから、相性は抜群です。 両者が合わさると、知識の追求に喜びを味わえたり、やりがいを感じたりできるようになります。