壬辰(みずのえたつ)の性格や特徴は?恋愛・相性も解説

  • 投稿の最終変更日:2025年6月9日
  • 投稿カテゴリー:六十干支
壬辰(みずのえたつ)の性格や特徴は?恋愛・相性も解説

壬辰(みずのえたつ)とは?


「壬」は雄大な海や川を象徴しており、「辰」には春の終わりや、龍の意味があります。 よって、「壬辰」からイメージされるのは、春の終わり頃の穏やかな雰囲気と、無限に広がる海のようなスケールの大きさ、川の流れや潮の満ち引きといった柔軟性です。 ゆえに、「壬辰」の人には、内に秘めた力強さと、どんなことも受け入れる大らかさが備わっていると言えます。 普段は穏やかでありながら、いざというときには壮大な力を発揮する姿が想像できます。

「壬辰」の人の性格や特徴は?


「壬辰」の人は、一言で言うと、春の終わり頃の穏やかな海や川のように、ゆったりとした雰囲気を持った人です。 普段は大人しく、自分から目立つようなことは避けていることが多いのですが、どこか神秘的な存在感で人々の目を惹きます。 控えめな性格で、自分から積極的に人と関わろうとすることはあまりないですが、困っている人がいたらそっと手を差し伸べてあげられる、優しさに溢れた人でもあります。 そのため、たとえ物静かでも孤立することはなく、適度な距離感で人付き合いをしていけるのです。 ただ、無口な上に、あまり感情を表に出さないためか、冷たい人という印象を周囲に与えてしまうこともありますが、仲が深まれば、本当は心根の優しい人だということを理解してもらえます。

「壬辰」の性格や特徴①「穏やかで落ち着きのある雰囲気」


「壬辰」の人の最大の特徴は、温厚であるということです。 春の終わり頃に海を訪れると、とても穏やかな風景を目にすることができますが、これは「壬辰」の人が持つ印象そのものだと言えます。 落ち着いた雰囲気で、必要以上に発言しないため、周囲からはとても大人しい人だと思われることが多いです。 あまり人と群れることはしませんが、決して人付き合いに興味がないわけではなく、話しかけてくれた人には心から丁寧に対応します。

「壬辰」の性格や特徴②「理性で物事を判断する」


「壬辰」の人の思考回路は、とても合理的です。 感情よりも理性で物事を判断するため、どこか淡々としたところがあります。 そのため、周囲からは機械的、容赦ない人だと思われることも多々ありますが、常に客観的な視点で物事を見ているため、平等な判断を下すことができるのです。 無口であるがゆえに誤解を受けることも多いので、なぜそのような判断をするのかをきちんと説明することで、周囲の理解を得られやすくなると言えます。

「壬辰」の性格や特徴③「好奇心の赴くままに行動する」


「壬辰」の人には、知的好奇心が強いといった特徴もあります。 興味を持ったことについて、自分の目で確かめたいという思いが強く、気になる場所を弾丸で訪れたり、その道のプロに弟子入りしたりすることもあります。 何かを知りたいという気持ちが湧き起こると、普段の大人しい性格からは想像できないような行動力を発揮するのです。 ただ、興味の対象が幅広いので、いろいろなことが中途半端に終わってしまわないよう、注意が必要とも言えます。

「壬辰」の女性が持つ特徴は?


「壬辰」の女性は、穏やかな雰囲気の中に大胆な一面を秘めているといった特徴があります。 一見大人しく、控えめに見える「壬辰」の女性ですが、実は胸の内には大きな夢や野望を抱いているのです。 強い意志を持ち、夢を叶えるためなら地道な努力も厭いません。 また、実際に話してみると、物静かな印象とは裏腹に、ざっくばらんなところがあるのも、意外性があって魅力的だと言えます。 話上手なので、会話において相手を飽きさせることがないのも特徴の1つです。 それゆえ、一度仲良くなった人は、「壬辰」の女性にどんどん引き込まれていくのです。

「壬辰」の男性が持つ特徴は?


「壬辰」の男性は、どんなことにも果敢に取り組んでいくバイタリティーに溢れています。 高い目標を打ち立てて、挑戦を続けていくことに何よりも生きがいを感じるタイプです。 計画的に着実な努力を積み重ねていくため、やがて大きな成功を手にすることができます。 社会的に認められ、頭角を現すことも少なくありません。 また、たとえ高みに登りつめたとしても、決して天狗になるようなことはなく、謙虚な態度を貫きます。 そのため、周囲の人が喜んでサポートや応援をしてくれるので、多くの味方をつけて、さらに前進していける人だと言えます。

「壬辰」の人の恋愛傾向は?


「壬辰」の人の恋愛は、どちらかといえば受け身な傾向にあります。 控えめな性格であるため、自分からアプローチをかけることはあまりなく、相手から声をかけてくれるのを待っていることが多いです。 また、本人には目立ちたいという気持ちは一切ないにも関わらず、どこか謎めいた雰囲気が人の心をつかみ、ひとめぼれをされることも少なくありません。 「壬辰」の人には、あらゆる物事を受け入れる包容力があるため、告白をされたら、ひとまず付き合ってみるというスタンスです。 ただ、感情よりも先に理性が働くため、相手と気が合わないと感じた場合は、きっぱりと別れを切り出し、次の恋に進みます。 さっぱりとした性格のため、過去の恋にまったく未練を持たないのも特徴的です。

「壬辰」の人の結婚傾向は?


「壬辰」の人は、基本的に自由を愛する人だと言えます。 それゆえ、結婚をして家庭を持つことに、なかなか踏み切れないところがあるのです。 周囲からは、結婚願望のない人、独身を謳歌しているといった印象を抱かれがちですが、実は心の内では、いつかは覚悟を決めなければと、むしろ結婚を強く意識しています。 これは、「壬辰」の人がとても現実的な思考を持っているためです。 できるならいつまでも自由にしていたいけれど、いずれは家庭を築くこともあり得るのかなと、理性的な考えが湧き起こってくるのです。 結婚までの道のりは長くとも、実際に心を決めて家庭を築いたなら、いつも広い心で家族のことを愛していきます。 そして、「壬辰」の人が築く家庭は、穏やかで温かな場所となるのです。

「壬辰」の人の仕事運・適職は?


理性的な「壬辰」の人は、思考力や情報処理能力が求められる仕事に適性があります。 また、知的好奇心が原動力となる人なので、単純作業や定型的な仕事だとつまらなく感じてしまいがちです。 なるべく変化が多く、常に新しいことに挑戦していけるような分野に進むのが良いと言えます。 例えば、IT関連や、広告代理店、また、ファッション業界などがおすすめです。 普段は口数少ない人ではありますが、仕事となると知的なコミュニケーション能力を発揮できるのも、「壬辰」の人の特徴だと言えます。 上司や取引先から説明を求められたならば、即座に的確な返答をすることができるため、組織の中でも一目置かれる存在となるでしょう。 「壬辰」の人は、確かな実力で出世をモノにしていく人なのです。

「壬辰」の人の金運は?


「壬辰」の人には、自然とお金が集まってきやすいといった特徴があります。 「壬」の持つ水の性質が、海や川の流れのように、お金を運んできてくれるからです。 よって、特に苦労せずとも着実に収入を得られる傾向にあると言えます。 元々の金運の良さに、本人の稼ぐ力が相まって、どんどんお金が入ってくるでしょう。 ただ、「壬辰」の人は、あまりお金を貯めることに意識が向かないところがあります。 決して散財や無駄遣いをするわけではないのですが、細かい金銭管理に無頓着なため、気がつけば貯蓄が減ってしまっていたという事態にならないよう、注意が必要です。 日頃から、全体の収支をある程度把握しておくことが、金運を安定させる鍵となります。

「壬辰」と「丁酉」の相性は?


お互いの関係は「天地徳合」と呼ばれ、まさに最高の相性を持っていると言えます。 人とのほどよい距離感を大切にしている「壬辰」の人にとって、1人の時間を重視する「丁酉」の人は、自然とお互いのことを理解できて、気の合う相手となるのです。 また、「丁酉」の人の礼儀正しさは、落ち着いた関係を望む「壬辰」の人に好感を与えます。 仲が深まった後も馴れ合いの関係になることがなく、節度のある付き合いができる関係です。

「壬辰」と「甲子」の相性は?


「壬辰」の人と「甲子」の人は、お互いに足りない部分を補い合える関係となります。 ときに真っすぐすぎるとも言える「甲子」の人の性格を、「壬辰」の人はやんわりと受け止めてあげることができるのです。 また、「壬辰」の人は少々現実的すぎるところがあるのですが、「甲子」の人の情熱が、「壬辰」の人の心に良い刺激を与えてくれます。 2人が共に何かを成し遂げようとすれば、絶妙なバランス感覚で物事が上手く運んでいくと言えます。

「壬辰」と「壬申」の相性は?


「壬辰」の人と「壬申」の人は、お互いに気負わずリラックスして過ごせる関係となります。 「壬」といった同じ水の性質を持つもの同士、自然と波長が合うのを感じられます。 少し人見知りなところがある「壬辰」の人の心にも、愛嬌たっぷりの「壬申」の人なら、すんなりと入り込むことができるのです。 お互いに緊張感なく付き合えるので、ありのままの自分をさらけ出すことができます。 長く一緒にいても、まったくストレスを感じない間柄だと言えます。

「壬辰」と「戊戌」の相性は?


「壬辰」の人と「戊戌」の人は、根本的なところで性格が合いづらい傾向にあります。 仲良くなった人と親密な関わりを持ちたい「戊戌」の人の積極的なアプローチが、「壬辰」の人にとっては少々重たく感じてしまいがちなのです。 「壬辰」の人は「戊戌」の人のことを嫌いなわけではないのですが、なぜか会うのが億劫になってしまうところがあります。 長く付き合っていきたいなら、お互いのほどよい距離感を大切にする必要がある関係です。

「壬辰」と「己卯」の相性は?


「壬辰」の人と「己卯」の人は、お互いの考え方を理解しにくい関係にあります。 楽観的でいつも前向きな「己卯」の人の考えは、とことん現実的な「壬辰」の人の考え方と相容れないところがあるのです。 何かを決める際に「壬辰」の人と「己卯」の人が意見を交えると、意見の相違から、必ずどちらかが不満を持つ結果になってしまいがちです。 場合によっては、話が平行線を辿ってしまって、いつまでも結論がまとまらないことも多々あります。

「壬辰」と「庚午」の相性は?


「壬辰」の人と「庚午」の人は、波長が合いにくい関係です。 大人しく静かに過ごしたい「壬辰」の人は、「庚午」の人の賑やかな雰囲気をうるさく感じてしまうことが多いと言えます。 「壬辰」の人のクールな素振りに、「庚午」の人は冷たい人だという印象を抱いてしまいがちです。 また、「庚午」の人からすると、口数の少ない「壬辰」の人に退屈してしまうことも。 お互いに仲良くなるまでの一歩を踏み出すことができず、いつまでも疎遠な関係になってしまいがちです。

「壬辰」が命式にある著名人


壬辰の有名人と言えば、男性なら、「大谷翔平」「出川哲朗」「葉加瀬太郎」で、女性であれば「木村佳乃」「はしのえみ」などが挙げられます。

【まとめ】「壬辰」の人は、こんな人!


・ゆったりとした雰囲気と大らかさが魅力
・大人しく目立ちたがらない性格だが、神秘的な存在感で人々を惹きつける
・いつも穏やかに過ごし、落ち着いた印象を持つ
・物事を客観的に捉え、理性的に判断する
・好奇心が意外な行動力を呼び覚ます
・恋愛においては受け身だが、ひとめぼれされることが多々ある
・結婚にはなかなか踏み切れないが、心を決めたら家庭をとても大事にする
・頭を使う仕事、変化に富んだ仕事に向いている
・金運は良い方だが、金銭管理に目を向ける必要がある