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庚辰（かのえたつ）とは？
庚辰(かのえたつ)とは、十干「庚(かのえ)」と十二支「辰(たつ)」を組み合わせた干支です。 「庚」は刀や鉄などの金属を表す十干となっており、他者には見せない強さや鍛えることを象徴しています。 「辰」は春の終わりを示す十二支ですから、表しているのはひたむきさや信用です。 2つの性質を持っている庚辰は、春空の下、観光客を乗せた電車を目的地まで届ける役目を担う、鉄のレールのようなイメージ。 おだやかながらも信じる道を突き進み、自分を鍛え磨き上げていきます。
「庚辰」の人の性格や特徴は？
庚辰を持つ人は、若いころは年齢に相応しない落ち着きがあり、大人っぽい雰囲気を醸し出しています。 いつも大志を抱いており、叶えるために真っ直行動するタイプ。 品格がありますが、そのような見た目とは裏腹に、胸の奥には強い意志や情熱を秘めています。 いかなる困難にも負けじと、自分が決めた道を突き進むでしょう。 粘り強さがありますし、常に自分を磨き高めていくことを心がけています。 やや頑固ではありますが、そのような性質だからこそ、一度決めたとすれば最後まで成し遂げようとする人。 懐が深く細かいことに対するこだわりは、まったくありません。 それゆえ視野が広いでしょう。 決断力と行動力にあふれていますので、みんなを引っ張っていきます。
「庚辰」の性格や特徴①「大きな希望や夢を抱いている」
庚辰を持つ人は、周りからするとびっくりするほど大きな目標を掲げていますが、実現に向けてずんずん突き進むタイプ。 上品でありながら信じる道を力強く歩む姿に、良い意味でギャップを感じる人は少なくありません。 簡単には達成できないものであったとしても、頑張れば成し遂げられると信じています。 それゆえ、自分なりの信念や野望に対する疑いはまったくないでしょう。 誰よりも自分自身を信じています。
「庚辰」の性格や特徴②「根性があり困難には屈しない」
庚辰を持つ人は、温かい雰囲気を持っています。 一方で、胸の奥には並々ならぬ情熱と力強さを秘めているでしょう。 有言実行タイプでもありますので、やると公言したら達成できるまで諦めません。 成し遂げられるまでに長い時間を要するとしても、投げ出さずにやり抜きます。 自己研磨にもせっせと励み、脇目も振らずに努力を重ねる人。 頑固な一面に通ずる面ではありますが、物事を達成する上においてはプラスに働きます。
「庚辰」の性格や特徴③「人を束ねることができる」
庚辰を持つ人は、強い意志を持っているだけあり、心がぐらぐら揺れ動くことがありません。 どんな状況においても悩まず、ぱっと決断する力を持ち行動力もあります。 そのため、チームで物事を進めていく際にリーダーが不在でも、自然にまとめ役を担っている場合が。 独断と偏見で答えを決めるわけではなく、周りの人の気持ちも考えながら意思決定をします。 好き嫌いで判断することもしないため、慕われるでしょう。
「庚辰」の女性が持つ特徴は？
庚辰を持つ女性は、純粋で愛嬌があります。 それゆえ、目立つほうではないのですが、見る人の目を自然と惹きつけるでしょう。 自分の意見をハッキリ言うことはないものの、真っ直ぐな1本の芯が通っているタイプ。 自力で何でもできるだけの力を持っていますので、目標もしっかり達成します。 もともと平和主義ですから、他者と争うのは好きではありません。 仮に相手が異なる意見を持っていた場合、正直に言って不穏な空気が漂うくらいなら黙っておく選択をします。 言いたいことを言えず、ストレスを溜めてしまう傾向があるのは否めません。
「庚辰」の男性が持つ特徴は？
庚辰を持つ男性は、朗らかでさわやかな印象を持っています。 非常に素直で、腹に一物がありません。 いくつになってもイキイキしており、内面からみなぎるエネルギーを感じさせるところが。 素早く行動したり、リーダーシップにも長けていたりしますので、周りから頼られる存在です。 それゆえ、モテるのは無理もありません。 自分に自信があるからこそ、望んでいる通りにならない場合は、おもしろくないと感じがち。 不満を抱えるなど、やや幼い面があるでしょう。 また、何でもできるからこそ、周りから認められているかどうか常にうかがっています。
「庚辰」の人の恋愛傾向は？
庚辰を持つ人は、結婚に対して積極的です。 ちゃんと自分を見てくれていたり、大事にしてくれていたりするのがわかれば、早い段階でゴールインを意識します。 もともとスピーディーに動く人でもありますので、結婚に関しても行動的。 家庭を持ったら、配偶者とは信頼関係を築きます。 不安を感じず、心をおだやかにして生活を営めるでしょう。 家事も育児もテキパキこなし、配偶者からすると、とても頼もしいパートナーに。 家族を思う気持ちはとても強いため、できるだけ一緒に過ごそうとします。 思い描いている夫婦関係や結婚生活は明確ですし、必ず叶えようともするタイプ。 それだけに、配偶者にも理想を強要してしまうところがないわけではありません。
「庚辰」の人の結婚傾向は？
己卯を持つ人は、おだやかでやさしい性質をしているだけあり、温かい家庭を築きます。 家こそが一番ホッとできる場所になる可能性が。 己卯には、協調性があり相手を敬う気持ちが備わっています。 控えめでもありますので、自分の意見ややり方を押し通すことはしません。 配偶者や子どもに対し、常に思いやりを持って接するでしょう。 計画性もあるため、家や車など大きな買い物をする場合は、配偶者と一緒に何年も前からきちんと考えて貯蓄に励みます。 責任感が強いほうですし、愛する大切な家族のためならば、自分のことを犠牲にしてしまう傾向が。 あまり根を詰めず、ゆったりとした気持ちを維持できていれば、結婚生活はより幸せなものになります。
「庚辰」の人の仕事運・適職は？
庚辰を持つ人は、大きな希望を抱いているのみならず、きちんと叶えようともします。 それゆえ、起業してもやっていけるだけの力が備わっています。 即決できたり強い芯も持っているため、どこでもリーダーに抜擢されやすい傾向が。 人の上に立てる才能がありますので、上司や店長としての地位に就けたとすれば、さらなる手腕を発揮できます。 庚辰はひとつのことに地道に取り組み、素晴らしい結果を出せる人。 つまり、専門性の高い仕事向きです。 具体的には、医師や大学の教授、研究や開発職など。 デザイナーや文筆業も合っています。 反対に、複数の作業をこなさなければいけない仕事をしていると意識が散漫になりがちですから、なかなか集中できません。
「庚辰」の人の金運は？
庚辰を持つ人は、抜群の金運の持ち主。 「庚」は五行の金を示していますので、生まれながらにしてお金に恵まれています。 お金を呼び込む力も強いほう。 さらには困難をも乗り越え、大志を叶えようとする強い意志を秘めていますので、成功をおさめられるだけの力も十分あります。 もともとの金運が良いからこそ、金銭に悩まされる人生にはなりません。 ただ、自分から人の輪をどんどん広げていくほうではないため、その点を解消できたとすれば、運気はさらに良いものに。 また、お金に困らないからこそ、支出額は大きいでしょう。 お金について学んだり、節約に対する意識を高めたりする心がけにより、生涯を通じて貯められる額をさらに増やすことが可能になります。
「庚辰」と「乙酉」の相性は？
庚辰と乙酉は、お互いの背中を押し合える関係。 共におだやかな性格で、波長が合い違和感がまったくありません。 どちらもどんどん前に出るほうではないのですが、やらなければいけないことは相手任せにせず、責任を持って取り組みます。 相手を見て学ぶものがありますし、やってみようと思えることも少なくありません。 さらに、庚辰と乙酉は、ほど良い距離を取るのも上手ですから、不満のない形で過ごせるでしょう。
「庚辰」と「乙亥」の相性は？
庚辰と乙亥は、お互いに安心して付き合える相性です。 庚辰は平和主義ですから、波風を立てずに過ごそうとするところが。 乙亥は世渡り上手で、どんな状況にあったとしてもどんな環境に身を置いていたとしても、世の中をうまく切り抜けます。 それに、庚辰は何が何でも夢を叶えようとする根性とひたむきさの持ち主です。 乙亥もまた、目標を叶えるためにはまっしぐら。 どこまでも似ているため、わかり合えるものがたくさんあります。
「庚辰」と「癸酉」の相性は？
庚辰と癸酉は、お互いに貢献し合える関係にあります。 どちらも頭が良い上に安定感もあるほう。 どんな目標でも必ず叶えようとする粘り強い行動力も持っています。 そのため、相手の存在がすぐ側にあれば、さらなる力が湧いてきて1人でやる時以上に良い結果を出せるでしょう。 一緒に物事に取り組む場合は、一貫して順調に進むことができます。 お互いに思いやりがあるため、均衡性を図る形で付き合えるところも。
「庚辰」と「丙戌」の相性は？
庚辰と丙戌は、お互いを疲れさせる組み合わせです。 庚辰は、若いころから人に合わせるなど、落ち着きがあります。 かたや丙戌は、いつまでも自分を優先する子どもっぽい面が。 仮に2人が同い年であったとしても、精神年齢が大きく異なります。 さらに、丙戌は人のことが気になるタイプですから、庚辰についていろいろ知ろうとしたり、口を出したりするように。 衝突には至りませんが、上手に付き合える仲ではありません。
「庚辰」と「丁卯」の相性は？
庚辰と丁卯は、精神的な負担を感じやすい相性です。 庚辰はおだやかで、ややクールな面がないとは言えません。 それゆえ、あれこれ振り回されることはないでしょう。 しかし、丁卯は繊細でいろいろ深く考えがちな傾向が。 たとえ庚辰の言動に深い意味はなくても、丁卯はあれこれ裏を読もうとし、いつまでもモヤモヤするでしょう。 庚辰が丁卯に配慮しなければいけない場合もたくさんありますので、どっと疲れます。
「庚辰」と「丙申」の相性は？
庚辰と丙申は、苦手意識が働きやすい相性になっています。 庚辰は静かに過ごしたいと思っていますが、陽気で人のためにいろいろしてあげたい丙申は、積極的に関わろうとするでしょう。 庚辰がさらっと受け流したとすれば、丙申はおもしろくありません。 また、奔放な丙申に庚辰は翻弄されやすくなっていますので、距離を置きたい気持ちがどんどん強くなることに。 一緒にいても、関係はギクシャクするだけです。
「庚辰」が命式にある著名人
庚辰の有名人と言えば、男性なら、「ウエンツ瑛士」「佐藤健」「大沢たかお」で、女性であれば「磯野貴理子」「平愛梨」などが挙げられます。
【まとめ】「庚辰」の人は、こんな人！
・大志を胸に秘めており、まっしぐらに突き進む
・一度やると決めたとすれば、最後まできちんとやる
・いかなる困難にも負けず、粘り強く頑張る
・決断力と行動力を武器に人をまとめる
・細かいことにはこだわらない
・やや頑固だが、それくらい意志が強い
・恋愛は、情熱的で愛情深く一途なタイプ
・結婚は、理想とする夫婦関係は生活を叶えようとする
・仕事は、一つのことに集中できる職業向き
・金運は強いが、その分出ていく金額も大きい
