癸酉(みずのととり)の性格や特徴は?恋愛・相性も解説

  • 投稿の最終変更日:2025年5月29日
  • 投稿カテゴリー:六十干支
癸酉(みずのととり)の性格や特徴は?恋愛・相性も解説

癸酉(みずのととり)とは?


癸酉(みずのととり)とは、十干「癸(みずのと)」と十二支「酉(とり)」を組み合わせた干支です。 「癸」は雨や雪など水を示す十干であり、柔和な印象や繊細な感性を表しています。 「酉」は秋の絶頂を示す十二支で、象徴しているのは親切心や面倒を見るのが好きな性質です。 両方の性質が備わっている癸酉は秋の長雨のイメージ。 しっとりした秋に紅葉を濡らす雨のように、繊細かつ上品でありながら、変化する天気をも受け入れる柔軟性や忍耐力があります。

「癸酉」の人の性格や特徴は?


癸酉を持つ人は、繊細でありながらも自分をしっかり持っています。 秋のピークに振り続く雨のように、しっとりとした雰囲気をまとっており品も感じさせる人。 また、雨や雪、雲など水を表す癸は状況に応じて移ろいゆくものの、根本的なところが変化するわけではありません。 だからこそ、強い真っ直ぐな芯が通っています。 他者に対する思いやりがあり世話好きですから、周りから頼られる場面は少なくありません。 公私共にわたり、困っている人がいたとすれば、率先して力になろうとします。 物静かな印象とは裏腹に、クールな判断をする場合も。機転が利き世渡り上手です。 事を起こす前には自分が置かれている状況や立場などをきちんと考えた上で動きますし、場合によっては大胆な舵切りをする柔軟性もあります。

「癸酉」の性格や特徴①「繊細で上品な雰囲気を持つ」


癸酉を持つ人は、しとしと降り続く秋の長雨のような繊細さを他者に感じさせますし、上品な雰囲気も漂っています。 自分のことはほとんど話さないところが。 それゆえ、意図しているわけではないものの、周囲に与えているのは、おだやかでのんびりした印象です。 しかし、内側には強い芯を持っています。 ちょっとやそっとのことで、ぐらぐら心が揺れ動く人ではありません。どのような困難にもめげない面を持っています。

「癸酉」の性格や特徴②「思いやりがあり人の面倒を見るのが大好き」


癸酉を持つ人は、機転が利き他者にまで目を向けられる心のゆとりがあります。 思いやりに満ちていますので、困っている人を見かけたらすぐにでも手を差し伸べ、世話を焼くタイプ。 頭の回転が速いのもあり、相手が求めている対応を読み取って的を得た援助ができるでしょう。 相手に喜んでもらえるだけのことができるため、周りから頼られます。 本人も迷惑に感じるどころか、うれしく感じます。

「癸酉」の性格や特徴③「頭の回転が速く世渡り上手」


癸酉を持つ人は、利発です。何かを始める前は理論的に物事を考えますし、周りに迷惑をかけない形で進めていきます。 また、他者の気持ちを察するのも得意ですから、ビジネスでも人間関係を円滑に進められる傾向が。 機転の利いた返しをしたり、相手が喜ぶ気遣いができたりするなど、人との接し方が非常に上手です。 人と付き合う上で苦労を強いられることがありません。要領良く、有益な人脈を築いていきます。

「癸酉」の女性が持つ特徴は?


癸酉を持つ女性は、上品かつ知性を感じさせるタイプ。 周囲を驚かせるほど頭の回転が速く、テキパキ行動します。 しかし、他者に対し、せかせかしている雰囲気や雑な印象はまったく感じさせません。 控えめではありますが、すぱっと決めてすぐにでも動き出しますし、大胆な行動力も持っています。 愚痴をこぼしたり弱音を吐いたりするのは苦手ですから、それが他者との壁を生む場合も。 人との間に、何となく距離があるイメージも与えてしまいます。 実際は完璧ではないため、そこが愛らしいのですが、それは本当に親しい間柄の人しか知らない顔です。

「癸酉」の男性が持つ特徴は?


癸酉を持つ男性は、やさしくて人の世話も焼きます。 家族や友人など身近な人に対する愛情が深く、頼られる機会は多め。 人の助けになるのを得意としており、サポーターとして大切な人のために尽くします。 思いやりと他者への気配りに長けていますので、周りから信頼を寄せられるタイプ。 おだやかではありますが、内に秘めている情熱は並々ならぬものがあり、目標を達成できるだけの行動力も備わっています。 周囲から称賛されることがあっても謙虚な気持ちを忘れず、実力を高めるための努力を怠りません。 現実的に物事を見ているため、クールな一面が。

「癸酉」の人の恋愛傾向は?


癸酉を持つ人は、しっかり者ですし人の世話を焼く役回りになる場合も多いため、なかなか甘えられません。 それゆえ、意地を張る場合も。一方的に想いを寄せているだけに過ぎない時は、積極的になれるわけではありません。 保守的になり、相手からきてくれるまで待ちます。 ただ、相手とそこそこ良い関係になれば、自ら引っ張っろうとします。 相手の心情や考えを読む力を持っていますので、いろいろな方法を試し、もっと好きになってもらおうとするでしょう。 のんびりしている人かと思いきや意外に大胆ですから、そのギャップに魅力を感じ好きになってもらえることも。 しかし、明確な理想の異性像を持っていますので、好みの相手でなければオーケーしません。

「癸酉」の人の結婚傾向は?


癸酉を持つ人は、婚期が遅くなりがち。 それは、結婚相手に求めている条件がすべてそろっている人を選ぼうとするからです。 素敵だなと思う人に出会ったとしても、少しでも不満な点が目につくと、結婚は意識できません。 焦って一緒になると決めた場合、問題が起きやすい傾向があります。 たとえ晩婚になるとしても、長めにお付き合いをして厚い信頼関係を築いておくことが不可欠。 結婚してからもパートナーの面倒はきちんと見ますが、仕事も趣味も友達付き合いもすべて大切なものです。 家だけに縛られないほうが、家庭はうまく回ります。 また、お互いについてきちんと理解できていれば深入りはしません。秘密を作らないことも夫婦円満の秘訣になります。

「癸酉」の人の仕事運・適職は?


癸酉を持つ人は、頭の回転の速さが武器になります。 問題をすぐに処理したり、冷静に動いたりできるからです。 作業もささっとこなしますので、目標を達成するまでに長い時間は要しません。 仮にうまくいかなかった場合、だらだら続けるのではなく、別の方法を試してみるなど臨機応変に対応できる力もあります。 度胸もありますので、営業など他者と関わる仕事は適職。 また、人の考えや気持ちを読み取る能力や世話好きな面がありますので、秘書やマネージャーなども向いています。 縛られて自由に動けない環境下では息苦しくなるため、自分の采配でいろいろできるほうが性に合っているタイプです。 自らが経営者になることで才能をいかんなく発揮できる場合も。

「癸酉」の人の金運は?


癸酉を持つ人は、もともとお金に関して強運体質です。 「癸」は五行において水の性質を帯びています。 滞ることなく流れる水のように、お金の循環も良いほう。 さらに、「酉」は五行で金にあたりますが、これはお金自体を表しています。 癸酉は賢い上に即断即決できるため、稼ぐ力の持ち主。 得られるものがしっかりありますし、収入を増やしてコツコツ財を築くでしょう。 水の性質を持っていることによって支出も多いのですが、お金の巡りが良いからこそ、出ていったとしてもその分きちんと入ってきます。 減るばかりではなく、何があっても金銭が懐に入ってくる運があるゆえ、マイナスの時期があってもそのうちプラスに転じるように。 日々の暮らしに困窮する事態には陥りません。

「癸酉」と「戊辰」の相性は?


癸酉と戊辰は、ゴールに向かい一緒に努力できる相性です。 癸酉には行動力があり、戊辰には活力が満ちていますので、理解し合えるところが少なくありません。 お互い向上心や忍耐力がありますので、手を取り合ってもうまくいきます。 共に意識して合わせようとしなくてもペースがすんなり噛み合いますし、適切な距離感を保ちながら一緒にいられる関係性。 また、お互いに世話を焼きながら上手に助け合います。

「癸酉」と「庚辰」の相性は?


癸酉と庚辰は、お互いの可能性を高め合える相性を持っています。 いつもは人の世話を焼くばかりの癸酉ですが、何事にも熱心な庚辰であればしっかり支えてもらえますし、自身の力をいかんなく発揮できることが可能に。 世界が広がったり、潜在的な能力が引き出されたりします。 さらに、上品で控えめな癸酉と品格があり常識的な庚辰は、尊重し合える関係性。 仕事に関しても、お互いの能力を伸ばし合えます。

「癸酉」と「癸丑」の相性は?


癸酉と癸丑は、価値観や感覚が非常に近い組み合わせ。 どちらにも、癸の性質が備わっているからです。 考えや気持ちを事細かに説明しなくても、自然にわかり合えるものがあります。 だからこそ、一緒にいて無理をする必要がなくホッとできるでしょう。 また、温和な者同士、相手を大事にしようとする気持ちがあります。 世話好きな癸酉が、やさしい癸丑を上手に支えながら引っ張っていきます。居心地が良いのは当然です。

「癸酉」と「丁卯」の相性は?


癸酉と丁卯は、いつまで経っても距離を埋められない相性です。 癸酉は現実的な考え方をしている一方、丁卯は理想を追い求めがち。 癸酉からすると、丁卯はいつまでも夢ばかり見て落ち着かない印象があり、理解にも苦しむばかりです。 また、自分から積極的に動くのが癸酉ですが、丁卯は保守的で自らのペースを大事にするタイプ。 テンポがまったく合いません。 一緒に仕事をすることにでもなれば苦労します。

「癸酉」と「戊午」の相性は?


癸酉と戊午は、対立関係を生みやすい相性です。 お互いに利発で即決できますし、動きも早いほう。 そのため、一見何の問題もないように思えるのではないでしょうか。 しかし、お互いに自我が強く、相手を受け入れることには抵抗があります。 競争相手にでもなれば、共に譲り合いません。 一触即発のような雰囲気が常に漂い、火花をばちばち散らし合う関係に。 一度でも衝突した場合、仲直りはなかなかできません。

「癸酉」と「己巳」の相性は?


癸酉と己巳は、考え方や価値観が合わないため、ストレスが溜まりやすい関係。 癸酉は面倒見が良いタイプですが、自分をしっかり持っているからこそ、ここぞという場面ではしたいようにするでしょう。 クールな面もあります。 しかし、己巳は癸酉よりも世話を焼くのが好きですし、何かと介入したがる傾向が。 とにかく首を突っ込みます。 すると癸酉は邪魔されているような気分になり、モヤモヤせずにはいられません。

「癸酉」が命式にある著名人


癸酉の有名人と言えば、男性なら、「阿部サダヲ」「菅田将暉」「長瀬智也」で、女性であれば「宮崎あおい」「芦田愛菜」などが挙げられます。

【まとめ】「癸酉」の人は、こんな人!


・しっとりした雰囲気を持ち品がある
・強い芯があり、自分を持っている
・思いやりがあり、人の世話を焼くのが大好き
・穏やかな印象とは裏腹にクールな判断をする
・機転が利くため、処世術に長けている
・場合によっては、大胆な行動に出るほどの柔軟性がある
・恋愛では、しっかり者であるがゆえに甘え下手
・結婚は、仕事などやりたいことができているほうがうまくいく
・仕事は、自分の匙加減で自由にできる環境が合う
・金運はもともと強く、しっかり稼いで財を成す