丁卯(ひのとう)の性格や特徴は?恋愛・相性も解説

  • 投稿の最終変更日:2025年5月14日
  • 投稿カテゴリー:六十干支
丁卯(ひのとう)の性格や特徴は?恋愛・相性も解説

丁卯(ひのとう)とは?


丁卯とは、「一本芯が通った強さがあり、自らの信念に基づき行動する」性質を持った干支です。 「丁」は五行において火に配されているように、焚き火など人の手によっておこされる小さな火を表しています。 一方で、「卯」春の温かさを表しており、温厚な人柄を示しています。 一見穏やかながらも胸には熱い情熱を秘め、いざという時には存在感を示します。 ただし、吹けば一瞬で消えてしまう灯でもあるため、熱しやすく冷めやすい危うさも秘めています。

「丁卯」の人の性格や特徴は?


「丁卯』の人は、基本穏やかで控えめな性格の持ち主です。「丁卯」の人は、穏やかで控えな性格です。 そばに寄り添い、ほんのりと温かい心で接していきます。癒しや安らぎを感じさせる接し方で、かたくなな心を解きほぐします。 会話すれば安心を感じられ、つい時間を忘れて話をしてしまうでしょう。 ほんわかとした雰囲気を醸し出してはいますが、実際には洞察力に優れており、細かいところにまで気を配ります。1人で悩みを抱えている人の不安を読み取るのも得意です。 その時々によって表情が変わる「丁卯」に、驚かされる場面が何度もあるでしょう。 とは言え、基本は内気で自分の殻に閉じも凝りがちなので、自分から積極的に交流を図る方ではありません。

「丁卯」の性格や特徴①「鋭い洞察力」


「丁卯」の人の特徴として真っ先に挙げられるのは、人の心を照らし見透かすのがうまいという性質です。 基本的に周りからの影響を受けにくいため、無駄な情報をあらかじめ排除できる分、先入観なく人と接していけるからこそ、見えない部分まで見えてしまうのです。 だからと言って人間関係において人を出し抜こうなどとは考えず、相手の気持ちを尊重したうえで、受け入れようとする姿勢が評価され、声なき声に耳を傾けられる人です。

「丁卯」の性格や特徴②「平和主義者」


次の特徴として、争いを好まぬ平和主義者という特徴が見られ、穏やかであるがゆえに、波風を立てるのを嫌がり、無難な立ち回りに終始する人です。 相手を傷つけないような配慮に加え、語り口も温かな場合が多いため、「丁卯」の人がその場にいるだけで空気が和らぎ、ホッとした気持ちにさせてくれます。 人に対して壁を作ることもありませんし、基本好意的に接していくのもあって、第一印象が悪くなるという心配もしないで大丈夫です。

「丁卯」の性格や特徴③「ミステリアスで掴みどころがない」


3つ目は、つかみどころのない不思議な性質を持っているというものです。 基本「丁卯」の人は自己主張はせず、陰に隠れがちではありますが、存在感を消し切れてはいません。 静かな雰囲気や重苦しい空気を一変させるような、鋭い指摘をもって周囲をあっと驚かせては、普段の姿との乖離が大きいがゆえに、印象に残りやすいです。 一方で自分の世界に没頭してしまうと、周りに気を配る余裕もなくなってしまい、何を考えているのか、わからないと思われるのも無理はありません。

「丁卯」の女性が持つ特徴は?


「丁卯」の女性はお嬢様気質の持ち主が多く、儚げな印象を抱かれがちです。 存在感が薄いがゆえに、すぐに消えてしまいそうだというほど繊細な印象を与えます。 美的センスに優れているので、服装の趣味などを相談する相手としては理想的です。 だからと言って派手に飾る真似はせず、清潔感を漂わせる格好を好みます。 創造力をうまくいかせると、ファッションや芸術関連の分野に進めるくらいの恵まれた才能を発揮します。 一見穏やかに見えて芯はしっかりしているため、緻密な計画を立てるのが得意です。 同性にも異性にもモテるタイプです。

「丁卯」の男性が持つ特徴は?


「丁卯」の男性は基本育ちがよく、温厚な人柄の持ち主が多いのが特徴です。 物事に対しては基本受け身で、周りの人たちの都合を優先させます。 感情の振れ幅が少なく物腰も柔らかいので、好感を抱かれる場面が多いでしょう。 ただし、自分についてはほとんど語らないなど、簡単には本心を見せてくれません。 心の奥底には少年のような冒険心が宿っており、一つの場所にとどまらず気ままに行動する時もあります。 ふと目を離してしまったらどこかへ行ってしまう恐れもあるため、常にその様子を目で追うくらいがちょうどいいかもしれません。

「丁卯」の人の恋愛傾向は?


「丁卯」の人は、恋に対しては高い理想を抱いています。 想像力が豊かであるがゆえに自分の世界に没頭してしまい、恋に落ちたら映画やドラマの主人公になったかのように夢やロマンばかりを追い求めます。 そのせいか、理想と現実とのギャップの大きさに悩み、理想を相手に押し付けるといったトラブルに発展しがちです。 恋したい気持ちは人一倍強い反面、傷つくのを恐れて自分から積極的に動けず苦労します。 異性の内面よりも外見に目が向くことが多く、お眼鏡にかなう相手はもちろん、自分の気持ちを理解しようと歩み寄ってくれる人に惹かれます。 一度心を許し、交際が始まってしまえば愛する人との関係を大切にします。 献身的に尽くしてこそ、求める幸せが叶うとあらゆる手を尽くすでしょう。

「丁卯」の人の結婚傾向は?


異性に求める理想が高い「丁卯」の人は、総じて晩婚になる傾向が見られます。 ロマンチックな出会いや恋模様を描いてしまうがゆえに、求めるものがどんどん大きくなってしまい、いい縁に恵まれても「もっと魅力的な人に出会えるのでは」と一歩踏み出す勇気が湧いてきません。 にもかかわらず、いざりそうに叶う相手が現れれば、断られるのを恐れてしまいます。 自分からはアプローチできないため思うように進展させられず、結果的に結婚する時期も遅れます。 結婚するまでが一番のハードルであり、夫婦になりさえすれば安定して良い関係を築いていけます。 空気を読んだ行動が取れるのはもちろん、感受性も強いために良き家庭人としての役割は完璧にこなせます。

「丁卯」の人の仕事運・適職は?


仕事をするにあたり、「丁卯」の人は全体の流れを決める役割が向いています。 管理職プロデューサー的立場で力を発揮できる人です。 他人の能力や仕事における適正を見抜き、何をすれば活躍できるのかを把握するのが得意です。 「丁卯」の人が役割分担を決めれば、誰もが求められた以上の結果を残せます。 適職としては、頭の回転の速さを生かした会計士や税理士、薬剤師といった職が挙げられます。 肝心な場面においての集中力は相当なものがあるため、組織やグループで動くよりも個人行動に向いています。 一つの場所でじっとしていられないのもあって、本当にやりがいを感じられる仕事でなければ長続きしないでしょう。 いろいろな業務を任された方が飽きずに続けられます。

「丁卯」の人の金運は?


良好な金運に恵まれているのが「丁卯」で、基本はお金で苦労する心配はいりません。 生まれながらにして、お金が手元に舞い込みやすい運気を味方につけています。 これといった苦労をせずにお金が巡るようになるので、失敗しても挽回が利くのはもちろん、生活に困るといった可能性もありません。 実入りが多い分、衝動買いなどで急に大金を失う恐れもあるため、貯金だけは苦手です。 大きな財を築こうとするよりも、綱渡り状態を何度となく繰り返しながら、気づけば資金をうまく運用できていたという流れが向いています。 苦手だからと最初から距離を置かず、頑張って金銭管理をしようと意識すれば、運気は安定して良い流れを引き寄せやすくなります。

「丁卯」と「壬戌」の相性は?


「丁卯」と「壬戌」は、お互いに相手の良いところを引き出し合える相性に恵まれています。 いわゆる天地徳合とも呼ばれる最高の組み合わせであり、同じ性別であれば唯一無二の親友に、性別が違えば誰もがうらやむおしどり夫婦になれる可能性を秘めています。 愛情にあふれた「壬戌」は、世話を焼くのが好きで自ら先頭に立って行動するため、繊細な「丁卯」を包み込むような優しさを見せるでしょう。 時に「丁卯」の鋭い観察眼が「壬戌」の背中を支える原動力になります。

「丁卯」と「甲戌」の相性は?


「丁卯」と「申戌」は、一緒にいるだけで癒しを感じられるいい相性に恵まれています。 お互い穏やかな雰囲気をまとっており、周りの人たちをホッとさせる癒しの空気をまとっています。 普段から周りに必要以上に気を遣ってしまう2人も、一緒にいれば何も気にせず自分たちのペースを大切にしながら過ごせるでしょう。 根本的な考えや物事を進めるペースも合うので、特に躊躇せずあっさりと全てをさらけ出せるはずです。 友だちとしてはもちろん、恋人や夫婦としても良好な関係を築いていけます。

「丁卯」と「丙寅」の相性は?


「丁卯」と「丙寅」は、心と心で結びつくくらいには強く惹かれあう相性に恵まれています。 まさに魂が出会いを求めていたかのように歩み寄り、一度結びついてしまえば簡単には離れられなくなります。 初めて会ったのにそんな気もせず、すぐに打ち解けては居心地の良さを感じられます。 他の人には見せない素顔やありのままの自分でさえも、みせていいと思えるくらいの安心感が得られます。 決断力に長けた「丙寅」が、優柔不断な「丁卯」の背中を後押ししてくれます。

「丁卯」と「癸酉」の相性は?


「丁卯」と「癸酉」とは、自然な形で交流を深められる相性に恵まれています。 ロマンや理想を求める「丁卯」に対し、「癸酉」は冷静で現実的な考えの持ち主です。 互いに夢や希望を語り合った時に、理想を語る「丁卯」に「癸酉」が現実に引き戻すかのような発言を繰り返し、対立が生まれる場面もあるでしょう。 物腰の柔らかい「丁卯」からすれば、ズバズバと指摘する「癸酉」はあらゆる場面において大きな影響を与えてくれます。

「丁卯」と「壬申」の相性は?


「丁卯」と「壬申」は何かにつけて足並みを揃えるのに苦労する組み合わせです。 それぞれが違いを尊重したうえで受け入れる姿勢を見せると、精神的にも一回り成長できるでしょう。 失敗を避けるべく慎重に振る舞う「丁卯」に対し、「壬申」は結果を求めて精力的に動き回ります。 だからと言って「壬申」にばかり主導権を委ねると、こだわりの強い「丁卯」が反発しやすいので注意が必要です。 お互い一長一短なところがあるからこそ、適材適所に人を配置できる「丁卯」が活躍する場面もあります。

「丁卯」と「己酉」の相性は?


「丁卯」と「己酉」は、それぞれが抱く理想と現実とのはざまで衝突しやすい組み合わせです。 理性的な判断をする「己酉」に対し、夢やロマンを追い求める「丁卯」は受け入れがたい考えを持っていると思われがちです。 ただ、お互いに相手の性格を受け入れようと歩み寄れば、人生において新たな気づきが得やすくなります。 思うまま自由に動き回る「丁卯」を、「己酉」が同じ場所にとどまって温かい目で見守ると、良い関係を築けます。

「丁卯」が命式にある著名人


丙寅の有名人と言えば、男性なら、「羽生弓弦」「役所広司」「太田光」で、女性であれば「永作博美」「山本聖子」などが挙げられます。

【まとめ】「丁卯」の人は、こんな人!


・一見目立たないけど不思議な存在感を放つ
・回りには無関心な平和主義者
・相手の気持ちを察する鋭い洞察力
・着眼点が他の人とは違い独創的
・不安が大きく、何をするにも失敗を恐れ受け身
・恋に対して求めるものが大きい空想家
・想像力が豊かでいつでも夢見がちな考えを抱いている
・優れた美的感覚をもって、おしゃれへの興味も強い
・理想にこだわるあまり、晩婚になりがち
・プロデューサー気質があり、人を適材適所に配置するのが得意