丁丑(ひのとうし)の性格や特徴は?恋愛・相性も解説

  • 投稿の最終変更日:2025年6月5日
  • 投稿カテゴリー:六十干支
丁丑(ひのとうし)の性格や特徴は?恋愛・相性も解説

丁丑(ひのとうし)とは?


丁丑(ひのとうし)とは、十干「丁(ひのと)」と十二支「丑(うし)」を組み合わせた干支です。 「丁」は焚火や灯火など人間が扱う火を示す十干であり、温かい気持ちややすらぎの象徴。 「丑」については冬の終わりを表す十二支で、我慢強さや実直な人柄を示しています。 2つの性質を合わせ持っている丁丑は、まだ寒さが残る冬に空気や体を温めてくれる火のように、やさしげな雰囲気をまとっているでしょう。 ただ、控えめながらも、内側には燃えるような情熱を秘めています。

「丁丑」の人の性格や特徴は?


丁丑を持つ人は、落ち着きのある性質をしていますが、それが他者を癒す力にもなっています。 きめ細やかな気配りができますので、周囲に与えるのは安心感。 しかし、静かながらも内に秘めた情熱があります。やると決めたら地道に取り組むタイプです。 それだけに、譲れないものやこだわりは強め。 一度気になれば突き詰めて知ろうとしたり、やってみようとしたりします。感性が豊かであるゆえ、芸術的な感性の持ち主です。 ただ、気持ちがあふれ出すと抑制するのが難しいところも。 普段はあまり感情を露わにしないのもまた、感情がどんどん溜まっていく原因です。 そのため、火がどんどん勢いを増すように感情が一気に噴出することがないわけではありません。

「丁丑」の性格や特徴①「おだやかでおっとりしている」


丁丑を持つ人は、静かに燃える灯火のようなイメージを持っています。 物静かで、のんびりしているタイプ。 それゆえやわらかい雰囲気が漂っているのですが、そんなところが他者の心を癒すでしょう。 また、感受性が豊かだからこそ、相手から何を求めれているのか察することができる人。 相手の肩書などを見て、態度を変えるような性質でもありません。 誰に対してもやさしく接しますし、親しみやすさがあります。

「丁丑」の性格や特徴②「内側には熱い情熱を秘めている」


丁丑の人は、おだやかな性格をしていますが、見た目からはわからないほど熱い情熱を内側に秘めています。 物事に取り組む際は、すさまじいほどの熱を注ぎ頑張るでしょう。 こうすると決めた場合は、自分の決断や選択を信じて突き進んでいく傾向が。 たとえば、友人と行動を共にしていても急にやりたいことができたら、離れて行動します。 突然、何の予告もなしに、自分がしたいようにするケースがある人です。

「丁丑」の性格や特徴③「感情がとめどなくあふれ出す時がある」


丁丑の人は、感情が一気に噴き出し、いつも物静かな様子とは違う顔を見せる時があります。 基本的には控えめですし、他者と足並みをそろえるのも得意。 激しい自己主張をすることもありません。 しかし、本当のところは、自分の考えやこだわりがかなり強いほうです。 もし自分とは異なる考えや意見を持つ相手がいたとすれば、そんな性格だったのだと周りを驚かせるほど、感情的になってしまう時が。

「丁丑」の女性が持つ特徴は?


丁丑を持つ女性は、物静かで落ち着いた雰囲気の持ち主。 温かい人柄を感じさせ、他者を癒します。 自分が前に出て仕切るようなことは苦手で、後ろからしずしずと付いていくタイプ。 ただ、ひたすら黙って従うわけではありません。 聡明ですから、時々、相手が思わずハッとするほど的確な指摘をします。 やさしい人ではありますが、感情を見せないからこそ神秘的。 けれど、相手によっては、何を考えているのかさっぱりわからないと思われてしまうところが。 とは言え、他者に寄り添う姿勢は持っていますし、和を乱すような行動を取る人ではありません。

「丁丑」の男性が持つ特徴は?


丁丑を持つ男性は、自分が関心のあるものに対する熱量が半端ありません。 興味を持ったり気に入ったりしたものが見つかった時は、我を忘れどんどん没頭するように。 並々ならぬ集中力を発揮し、ただそれだけに意識を向けます。 いつの間にか、先に始めていた人よりも精通していたり、プロの領域に達していたりする場合も。 こだわりが強く創造性が豊かでもありますので、一からものを生み出す能力にも恵まれています。 他者に配慮しペースを合わせて物事を進めますが、こだわりを貫きたいと思うような場面では、臨機応変な対応を取るのが難しくなるでしょう。

「丁丑」の人の恋愛傾向は?


丁丑を持つ人は、情熱的に恋をします。 好きな人のことは何でも知りたいと思いますし、いつも一緒にいたいという気持ちにもなるでしょう。 恋は盲目のような状態に陥りやすい傾向があり、そんな時は周りがまったく見えていません。 心を奪われたら後先を考えるのが難しくなりますので、感情に流され一夜限りの恋をしたり、不倫の恋に身を投じたりする場合も。 ただ、遊びの恋と真剣な恋を混同することはありません。 恋人ができればひたむきに愛し、献身的な愛情を注ぎます。 しかし、どっしりかまえているように見えても、いろいろ考えるあまり、感情に振り回されてしまう時が。 控えめではありますが、おだやかでやさしいからこそ気に入られやすく、意外に恋愛の場数を踏んでいます。

「丁丑」の人の結婚傾向は?


丁丑を持つ人は、おだやかで気配り上手ですし、結婚すれば相手のためにとことん尽くします。 配偶者や子どもだけに限らず親族も大切にしますので、家庭は円満そのもの。 ただ、丁丑は自分なりのこだわりが強いほうです。 その点を受け入れてくれたり、わかってくれたりする結婚相手でなければ、すれ違いが生じやすくなります。 もし違和感を感じた場合、外に刺激を求めてしまいかねません。 ですから、相性が良いのはおおらかで包容力があるタイプ。 自分なりのスタイルを理解してくれる相手に、安心感を抱きます。 結婚した後は、普段からお互いに考えや気持ちを伝え合う機会を大事にすることも、安定した結婚生活を送る上において大事なポイントです。

「丁丑」の人の仕事運・適職は?


丁丑を持つ人は、やさしくて気配りにも長けていますので、人を育てたり尽くしたりできる仕事が合っています。 たとえば、教師や保育士などの教育関連、ケアマネージャーや介護福祉士をはじめとする福祉関係。 人間関係を円滑に回せる能力にも特化しているため、秘書やコンサルタント業務など、サポーター的な役割を担う仕事も適職です。 さらに、独自の感性を活かす場合、アーティストや俳優などクリエイティブな仕事と相性ばっちり。 ただ、どんな職業であれ、夢中になって取り組めるものであれば、すさまじいほどの集中力を発揮しプロフェッショナルな働きをするでしょう。 持ち前の能力をしっかり活かすには、好きな分野もしくは自由が尊重されている会社を選ぶこと。

「丁丑」の人の金運は?


丁丑を持つ人は、時間をかけて財を築くタイプ。 「丁」は五行で言うところの火を象徴しており、お金の意があります。 そのため、もともと素晴らしい金運の持ち主です。 ただ、金運がやや不安定なのは、丁丑に二面性があることで感情を揺さぶられやすいため。 こだわりの強さも影響し、就いている仕事が合わない場合は稼ぐのが難しくなります。 一方、持ち前の能力をしっかり発揮できる職業に就いた場合は、次第に収入が安定するように。 物事を現実的に考えていますので、日頃から節制を心がけ貯蓄にも励むでしょう。 しかし、好きなものにはお金を惜しまない性質ゆえ、高額な金銭を使い果たす場合も。 きちんと考えてお金を使わなければ、経済的な困窮を陥るハメになりかねません。

「丁丑」と「壬子」の相性は?


丁丑と壬子は、お互いの成長を促し合える組み合わせです。 控えめで自分のペースを大事にしているのが丁丑。 一方、壬子はおおらかで前向きです。 それゆえ、お互いが持っていない面を補い合い、一緒に成長することが可能に。 おとなしい丁丑は前に出るのを好みませんが、いつも明るく快活な壬子は、上手に手を引っ張ってくれる存在です。 丁丑が持つ才能までも引き出し、輝ける場所まで連れて行ってくれます。

「丁丑」と「丁巳」の相性は?


丁丑と丁巳は、息が合いやすい相性。 それは、お互いに「丁」を持っているだけに、似たような感性が備わっているからです。 共に個性派であったとしても、いろいろ理解し合えるのはそのため。 独自性や独創性を発揮する丁丑に、丁巳は実現に向けて力を貸します。 また、お互い他者に対して干渉的にはなりません。 適切な距離を維持して付き合う2人ですから、居心地の良さを感じながら一緒に過ごせるでしょう。

「丁丑」と「甲子」の相性は?


丁丑と甲子は、腹を割って話せる関係になっています。 丁丑は胸の奥に並々ならぬ情熱を秘めていますが、甲子は高い熱量をどんどん外に発するタイプ。 行動に違いが見られるものの、もともとは同じ性質ですから、とにかく気が合います。 さらに、マイペースな丁丑と石橋を叩いてわたる甲子は、お互いに安心できる存在です。 目指すものについて話をしたり、協力して夢を叶えたりする際、同志として良い刺激を与え合います。

「丁丑」と「辛未」の相性は?


丁丑と辛未は、ぴりっとした緊張感が漂ってしまう相性です。 お互いに繊細な面を持っていますので、一見すると親しく付き合えそうな印象があります。 ですが、丁丑からすると、時々ドライな顔を見せる辛未に対し不安を感じやすいでしょう。 お互い譲れないこだわりもありますし、ぶつかってしまうと関係を元通りにするのは大変。 そのため、2人の場合は距離を置いて付き合うくらいがちょうど良いと言えます。

「丁丑」と「壬寅」の相性は?


丁丑と壬寅は、交わるのが難しく敵対しやすい相性です。 共に揺るぎない信念が備わっているだけに、相手に対し譲歩する姿勢を見せることがなかなかできません。 特に壬寅は負けん気が強いため、余計に対立を生みがち。 丁丑には用心深い面がありますので、合わない壬寅を信用することも難しくなっています。 お互いに感受性が豊かなところも共通点ではありますが、丁丑と壬寅は似ているからこそ合いません。

「丁丑」と「癸未」の相性は?


丁丑と癸未は、争いを避けにくい組み合わせ。 丁丑には協調性があり、人に合わせるのが上手です。 かたや、癸未は気配りができるタイプですが、器用に空気を読めるほうではありません。 そんな癸未に、丁丑はどうしても不満が溜まりがちに。 わかり合おうとしたところで、相手の考え方や価値観は理解し難いものでしかないため、結局はぶつかって終わるだけです。 一緒にいると、ストレスを感じるばかりになります。

「丁丑」が命式にある著名人


丁丑の有名人と言えば、男性なら、「竹内涼真」「田中樹(SixTONES)」「山崎弘也(アンタッチャブル)」で、女性であれば「西野カナ」「山田まりや」などが挙げられます。

【まとめ】「丁丑」の人は、こんな人!


・おとなしくておっとりしている人
・おだやかだが、内面には情熱を秘めている
・やさしい人柄をしており、周りの人を安心させる
・感受性が豊かで、アーティスティックな感性を持つ
・こだわりが強く、譲れないものは譲れない
・一度感情があふれ出すと止められない
・恋は盲目状態に陥り、危険な恋に走ることがある
・結婚は、家族にも親族にも尽くすので家庭は円満
・仕事は、夢中になれる職業でプロ級の働きができる
・金運で大事なのは、相性の良い仕事に就くこと