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丙子（ひのえね）とは？
丙子(ひのえね)とは、十干「丙(ひのえ)」と十二支「丙子(ね)」を組み合わせた干支です。 「丙」は太陽を象徴する十干となっており、熱意や明るさを意味しています。 「子」は真冬を示す十二支ですから、表しているのは冷静な性質や内なる力です。 両方の性質を合わせ持っている丙子は、極寒のなかで燦々と輝く太陽のごとく、不思議な魅力を持っていたり、情熱と落ち着きのバランスを上手に図ることができたりする人。 また、その場の状況や相手の性質に合わせて動くのが得意です。
「丙子」の人の性格や特徴は？
丙子(ひのえね)を持つ人は、明るい面と冷静さという2つの性質が備わっており、バランス感覚に優れています。 だからこそ、意図していなくても周りに与えているのが安心感です。 とても純粋で裏表がないでしょう。 嘘をつくことがないため、つかれるのも好きではありません。 常にエネルギーにあふれていますし、大事な場面ではいつもにも増して情熱的な姿を見せる人。 一方で、落ち着いて物事を考える頭や見る目を持っていますので、安定感を維持しながら行動します。 何も気にせず動いているように見えても、実際は周りにきちんと配慮した振る舞いができているからこそ、人から好かれやすいところが。 知らないことや未経験なものに関しては、不安を感じる傾向があります。
「丙子」の性格や特徴①「明るい性質で裏表がない」
丙子を持つ人は、根っからの明るさがあり言動に裏がありません。 周りの人からしてもそのような性質が見て取れるからこそ、腹を探られるようなことは皆無。 言いたいことをハッキリ言いますが、かえってそのような面が、他者に対して付き合いやすい印象を与えるでしょう。 怒る時でもさっぱりしていますし、相手に嫌な気分を与えません。 また、素直ですから自分を取り繕うような言動はせず、真正面から人と向き合います。
「丙子」の性格や特徴②「冷静で落ち着きがある」
丙子を持つ人は、冷静な面も持ち合わせています。 物事も人のことも客観的に見ていますので、自分なりの意見をきちんと断言できるタイプです。 理性的に判断ができる人ですから、クールな印象を与える場合も。 思い切った行動に出ることもありますが、勢いに任せているわけではありません。 そんな時でも常に状況を冷静に見る目を失わずにいるからです。 だからこそ、いつだってバランスのとれた行動ができているでしょう。
「丙子」の性格や特徴③「他者にきちんと配慮できる」
丙子を持つ人は、周囲に対する思いやりと鋭い観察眼の持ち主。 そのため、自分のことだけで手一杯になることはありません。 どんなに忙しい時でも周りを気にかけていますし、冷静な動きができているからこそ、ほかの人にまで目が向いています。 もし1人で大変な思いをしている人がいたとすれば、自分のことは一旦手を止めてでも助けになろうとするでしょう。 また、それぞれの人に合った適切な距離を維持した付き合い方も上手です。
「丙子」の女性が持つ特徴は？
丙子を持つ女性は、明るく快活。 プライベートのみならず職場でも慕われる存在です。 少しばかり気持ちに振り回される面はありますが、ずるずる引きずるわけではありません。 切り替えは早いほうですから、他者を巻き込むことはないでしょう。 基本的には慎重ですが、二面性を持っているため、思い切った行動に出る場合も。 目標を叶えようとする気持ちは強いからこそ、絶対に実現させたいと思えば、周りを驚かせる動きをすることは意外に少なくありません。 また、何もしていないように見えて、実は人知れずコツコツ努力をしているタイプでもあります。
「丙子」の男性が持つ特徴は？
丙子を持つ男性は、熱意と落ち着きをあわせ持つ人。 だからこそ、どちらか一方の性質に引きずられることなく、普段からバランスを上手に図れています。 明るさはありますが、理性的であるがゆえに感情が見えにくいところが。 しかし、本心しか言わないタイプですので、それ以上ほかに何か腹のなかに隠しているわけではありません。 頭の回転が速いため、やるべきことをすぐに察したり、瞬時に的を得た発言ができたりします。 やさしい人ですが、割り切った考え方をしている面がありますので、他者の問題に首を突っ込み過ぎるような行動は取りません。
「丙子」の人の恋愛傾向は？
丙子を持つ人は、好きになった相手をひたむきに愛します。 しかし、冷静な面を持っていますので、恋愛にすっかりのめり込んでしまう人ではありません。 また、人生において必ずしも恋愛の優先順位が高いわけではないでしょう。 仕事や趣味も充実していないと不満が溜まります。 そのため、交際相手に、自分を見てくれているのだろうかと思わせたり、本当に好きなのだろうかと不安にさせたりするところが。 丙子は、明るくどこにいても人目を惹く性質ゆえにモテます。 告白される場合も少なくありません。 普段から恋愛以外にやりたいことがたくさんあるだけに、あれこれ干渉してこない相手であればうまく付き合えます。 恋愛に対する考え方をきちんと理解してくれる人が良いでしょう。
「丙子」の人の結婚傾向は？
丙子を持つ人は、さまざまなものに対する関心が高い分、結婚願望はあまりありません。 仮に若いころに結婚に興味を持てたとすれば早婚に。 逆に目がまったく向いていなければ晩婚、または生涯独身を貫くでしょう。 家庭を持ったからと言って、家のなかだけに意識が向くとは言えません。 自由でいられることを最も重視しているからです。 配偶者や子どもに対し口出しはせず、好きなようにさせるタイプ。 気配りに長けていますので、遊びに行く予定がある時でも家のことはきちんとやっておきます。 家族と過ごす時間、そして自分の時間のバランスを図るのが上手です。 自由を尊重し合える夫婦関係を築けたとすれば、生涯にわたり幸せな結婚生活を送れる可能性大。
「丙子」の人の仕事運・適職は？
丙子を持つ人は、明るく配慮ある行動ができますので、どこにいたとしても活躍できるタイプ。 もともと華があり、たくさんの人を虜にできる力が備わっています。 そのような能力を活かす場合、タレントや歌手など人の注目やスポットライトを浴びる職業向き。 指導する立場としてもうまくやっていける人ですから、教師や講師なども合っています。 競争相手が多いほどに燃えますし大胆な面もあるため、営業も適職です。 また、困っている人を放っておけず、他者の力になるのが好き。 ですから、人や社会に役立つ仕事として、医師や看護師といった医療関係、弁護士など司法に関連する仕事とも相性が良いでしょう。 携わった仕事に対しては、熱意を持って取り組みます。
「丙子」の人の金運は？
丙子を持つ人は、もともと強い金運を持っていますが、安定しているわけではありません。 「丙」は五行において、金銭を象徴する「火」を持っています。 だからこそ、稼ぐ力がしっかり備わっており、お金はきちんと入ってくるでしょう。 しかし、いろいろなものに目が向きやすいため、働いて稼ぐことに対する興味が失せると、運気は下降気味に。 貯蓄に関しても、冷静に判断できるタイプですし、自分に本当に合った投資法などもきちんと見極められますので、確実に財を成します。 ですが、目的や欲しいものがあると一気にお金をつぎ込みかねません。 普段はコツコツ貯めていたとしても、急に大胆な行動に出る場合も。 それゆえ、昨日と今日では貯蓄額が大幅に変わっていることがあります。
「丙子」と「辛丑」の相性は？
乙亥と庚寅は、言葉を交わさずともすんなり理解し合える相性です。 お互いに大きな目標を掲げ、きちんと叶えるために努力を重ねます。 共に挑戦する意欲が旺盛ですし、いかなる時も励まし合い心が救われる時が少なくありません。 それに、お互いに人の面倒を見るのも惜しまないため、全力で助けになるところもそっくり。 おおらかな乙亥と朗らかな庚申は、一緒にいると当たり前ように楽しい雰囲気に包まれます。
「丙子」と「丙午」の相性は？
乙亥と戊子は、たとえピンチに陥ったとしても、力を合わせて乗り越えられる相性を持っています。 両者には粘り強さがありますので、いかなる状況に陥ったとしても必ず抜け出すことが可能。 夢や目標を叶えようとし走り続ける乙亥のためにしっかり力になってくれるのが、温かい思いやりにあふれている戊子です。 最後まで見捨てることなく全力で支えてくれる戊子は、乙亥にとって非常に心強く、不可欠な存在。
「丙子」と「乙丑」の相性は？
乙亥と戊寅は、支え合いながら結果を出せる相性。 お互いに目標の実現に向けてコツコツ努力します。 乙亥は人当たりが良く、庚申は陽気ですから、人と付き合うのも得意。 もしもそんな2人が手を取り合ったとすれば、うまく助け合いながら目標を達成することができます。 また、乙亥はいろいろ案じて心配しやすい面が。 それでもしっかり現実を見据えて突き進む戊寅が、そっと不安を取り除いてくれるでしょう。
「丙子」と「甲午」の相性は？
乙亥と癸巳は、性質や価値観のズレにより、合いにくい関係です。 乙亥は何でも最後まで責任を持ってやり通します。 しかし、気まぐれな癸巳はいろいろなものに目移りしたり、難しい局面を迎えたりするため、道半ばで断念する傾向が。 また、乙亥は柔軟な対応を得意としているのに対し、癸巳は一貫性のなさが目立ちます。 乙亥は癸巳に翻弄されやすく理解しがたい相手にもなっていますので、不信感が生まれやすいところも。
「丙子」と「庚子」の相性は？
乙亥と丙午は、ぶつかりがちな組み合わせです。 お互いに揺るぎない意志と高みを目指す姿勢が備わっていますので、目指す場所が同じ場合は同志のような存在に。 ただ、共にこだわりが強かったり、負けたくない気持ちがあったりします。 意見が食い違った時など、どちらも折れません。 わかり合えない状態が続くばかり。 おまけに乙亥は面倒見が良いのですが、丙午は甘え下手ですから交わりにくい関係です。
「丙子」と「癸巳」の相性は？
乙亥と己巳は、相手の短所が気になり苛立つ関係。 乙亥は他者に対してせっせと世話を焼きますが、己巳はひねくれた言動を取る場合が少なくありません。 人と接する時の態度が大きく異なりますので、共に相手を受け入れるのは困難。 苦手意識が芽生えれば不満も溜まり、相手の欠点を知ったり失敗する姿を見たりするたび、気になる点が次から次へと増えて仕方がありません。 お互いに歩み寄るのは難しいでしょう。
「丙子」が命式にある著名人
丙子の有名人と言えば、男性なら、「池上彰」「速水もこみち」「TAKAHIRO（EXILE）」で、女性であれば「椿鬼奴」「牧瀬里穂」などが挙げられます。
【まとめ】「丙子」の人は、こんな人！
・太陽をイメージさせる明るさを持っている
・ピュアで裏表がなく、嘘をつくのもつかれるのも嫌い
・情熱と冷静という相反する二面性がある
・大胆な行動に出ても、冷静な目は失わないバランス感覚を持つ
・常に周囲に配慮しながら行動している
・未知なる世界には不安を抱きやすい
・いろいろなものに興味があるため、恋愛の優先順位は低い
・結婚は、自由でいられることが最大の望み
・仕事は、どこにいても活躍できるタイプ
・金運は強いが、お金の額が大幅に上下しやすい
